ストレングスTOP1に「戦略性」をもつハハの子育て

私のストレングスTOP5

①戦略性

②最上志向

③活発性

④着想

⑤未来志向

このストレングスは「子どもとの生活」でおおいに活かされてると感じる。

今回は「戦略性」について注目してみた。

私は、何かやりたいコトができた場合、瞬時に頭の中にすごろくが浮かぶ。

ゴールは決まっている。

そこへ、どんな方法で、誰と、どんなタイミングで実行するか。みたいな様々なコトが書き込まれていく。

子育ての場合のゴールは、お腹に子どもがやってきた時、はじめて考えた。

「子育てのゴール」はどこにあるのか。

子どもの将来をどう考える?って方が伝わるかな?

その時、設定したゴールは「子どもが幸せと感じる生活をおくってほしい」だった。

子どもが幸せと感じる生活には、どんな力が必要なのか。

そんなことを考えながらの妊婦生活だった。

「彼には彼の人生がある。」

そんな気持ちにさせてくれたのは分娩台のうえで、彼とはじめて対面した瞬間だった。

看護師さんが彼と対面させるために、わたしの隣に彼を寝かせた。

彼はわたしに後頭部をむけていたので、顔が見れるように看護師さんが向きを変えてくれたんだけど、彼はまたわたしに後頭部をむけた。

その姿に「あっちむきたいんやなー。」と彼に話しかけていた。

わたしから生まれた彼は、わたしとは違う意思や考え、人生があるのだと強く感じ、

わたし自身の彼とのゴールが決まった。

「わたしは産んだことを忘れるコト」

「わたしは喜んで彼にすてられるコト」

わたしは、私のゴールにむかって彼との生活を進めていった。

彼が歩く道の前にまわり危険物を取り除いたり、道を整備したりするコトはしない。彼の後ろ姿を、わたしはただニコニコ見てるだけ。

小石でつまずいても、水たまりでぬれても、彼は大丈夫なのだ。

それだけで、子どもはスクスク育っていく。

彼の人生は彼次第。

わたしの人生はわたし次第。

彼が14歳になった今、彼はわたしにとって仲間と生活してるってくらいの感覚。

彼は自分の24時間を満喫しニコニコいきている。

わたしの子育ては、ほぼ終わりに近づいている。

今のわたしは、喜んで捨てられる日を楽しみにしている。

それまでの短い時間、かれの人生を間近で感じさせてもらっている。

貴重な貴重な時間。

ありがたい時間。

「いま」を幸せに感じながら。

子育てのゴールをまっている。


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