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単純化しすぎてはいけない

「不登校の”不安”を学力で解決する」塾
ココロミルです。

今日は、「単純化しすぎてはいけない」というテーマで書こうと思います。
短い文章になりますが、大切なことだと思うので是非読んでみてください!

人の脳は簡単なことが好き

脳はすごくエネルギーを消費する器官です。
なので、常にエネルギーを節約しながら活動する癖があるそうです。

ある一部の出来事を見て、全てを分かった気になってしまったり
本当は関係のない2つの出来事を結びつけて考えてしまったり。

そうやって、効率的に物事を理解しようとします。

有名な例え話として、目の見えない人が象に触る話があります。

象の鼻に触った人は、
「象はヘビのような細長い生き物だ」と言います。

象の耳に触った人は、
「象はヒラメのような薄い生き物だ」と言います。

象の足に触った人は、
「象は丸太のように太い生き物だ」と言います。

全ての人は自分の感じたことを言っていて
間違っている人はいません。

問題は、自分が知った一部のことを
象の全体として考えていることです。

世の中でも、これと同じようなことが多く起こっています。

人は複雑

人の行動は思考を理解することはとても難しいことです。

周囲の環境や過去に影響を受け
無意識に行っている行為も多く、理性的な行動をとることもできます。

要は
「どうしてその行動を取るのか?」
「何でそんなこと言うのか?」などは、自分自身でも分からないことが多いです。

ましては他人が、外から見た時に理解できることは、ほんの一部です。

ここで1つ問題が生じます。

人は自分を含めて、人のことを1部しか理解できません。
しかし人は、その1部を全部だと思い込んでしまいます。

これはすごく危険なことです。
悲しいコミュニケーションはこの問題から生まれている気もします。

全て何かの1部である

B'zの曲に
「全て何かの1部ってことに、僕らは気付かない」という歌詞があります。

全てを知ることが出来ないのなら、
1部しか分かっていないということは忘れないようにしたい。

僕はそう思っています。
みなさんはどう思いますか?

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