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”褒める”ことの難しさ

おはようございます!

「ココロと勉強の居場所」を提供する塾、ココロミル学院です。
https://kobetsushido-futoukou.com

実は、以前京都に3泊2日の旅行に行き、二回の夕食をどちらもラーメンで過ごす程ラーメン好きです。笑

オススメ教えてください!!


本日は、”褒めること”についてです。

「どのように褒めるのか」という方法論ではなく

「何を褒めるのか」という本質的な話です。

今回の内容を見過ごしていると、良かれと思った事が

逆効果になるケースもあります。
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〜上手くいった事だけを褒めてはいけない〜

皆さんが”褒める”と聞くと、成功した事やいい結果が出た場面をイメージするのでは無いでしょうか。

僕は結果を褒める事はあまりオススメできません。

なぜか。

”褒める”事は”評価する”事だからです。

肯定的な評価が褒めるという行為です。肯定的とは言っても、評価は評価です。

仕事や入試など、数値や点数などの結果が評価される場面は多いです。

しかし、ご家庭では「結果が評価される環境」から解放してあげるべきです。

お子様はとても結果に対してシビアで厳しい一面を持っています。

特に、他者の評価に敏感で常に気を張り、疲れ切っているお子様も多いです。

ご家庭などには、結果が評価されない環境を用意する事が必要だと感じます。
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〜”褒める”よりも”認める”〜

僕が大切にしているのは”認める”事です。

例えば、テスト勉強です。

今回のテスト期間は、前回よりも少し勉強量が増えたとします。

いつ、どのような声かけを行いますか?

僕なら、テスト前

「勉強に気が進まない時にも、頑張って勉強していた事は伝わっているよ」

と、努力を認める声かけをします。

その上で、「自分に負けず努力できた事は素晴らしいと思うよ」

と、自分の想いを伝えます。

あくまでも、”上から”評価するのでは無く、対等な立場として僕の想いを伝えます。


結果よりも先に、過程を認め、肯定的な想いを伝える事を大事にしています
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〜いい結果が出たときは?〜

とは言え、いい結果が出た時には褒めてあげたいですよね。

2つの方法があります。

①しっかりとリアクションをとる

お子様が何かを手伝ってくれた時、勉強した時、いい点数をとった時、

ちゃんと反応してあげられていますか?

「すごい。助かる。ありがとう。嬉しい。」この感情はオーバーなくらいのリアクションで伝えてあげて欲しいです。

嘘では意味がありませんが、調子に乗るかもと考えずに

はっきりと肯定的な言動を示してあげてください。


②過程ごと褒める

僕がよく伝える事は、

「あなたの努力が実った事が一番嬉しい」と言う事です

あくまでも頑張りが大切で、結果はついてくるものという認識が大切なのかなと思います。

失敗しない人はいないので、成功という結果に基づいた評価だと

苦しい時の拠り所になる体験が、出来なくなってしまいます。
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もちろん、僕の対応は完璧ではありません。

間違っている部分もあるかもしれません。(ご意見お待ちしています!)

これからも精進していきます!


では、また明日!


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