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"TERRE DES HOMMES"をChatGPTで訳すプロジェクト始動 第2回 -はじめに(1)-

こんにちわ。声優ナレーターの佐々木健です。

サン=テグジュペリの「TERRE DES HOMMES」をChatGPTで翻訳して、フリーテキストを作ろうの第2回をお届けします。

ChatGPTに指示を出す際に、常体文(だである調)、敬体文(ですます調)の指定や、子どもにもわかるようにとか、難しい言葉は使わずになど細かく指定ができるのが良いところで、AIならではの部分ですね。原文に文法的な誤りがないかをチェックさせたりもできちゃいます。

全てを指示通りにやってくれない事もあるんですけどね。
タイトルにもなっている「terre」という言葉をピックアップできるように、terreは「地球(terre)」と翻訳するように指示しています。

と言うことで、はじめにのChatGPT4の翻訳はこちら。

はじめに(1)

内容的には読めばわかるんですけど、わかりやすいかと言われるとどうだろうという感じです。

今回は、ChatGPTの翻訳をそのまま採用するというよりも、それをたたき台として自分で翻訳を作り出すという作業をしていきます。

そして出来上がった翻訳がこちら


はじめに
親友のアンリ・ギヨメにこの本を贈ります。
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

地球(TERRE)は、ぼくたちに本よりも多くのことを教えてくれます。なぜなら自然は、ぼくたちの思う通りにはならないからです。人は自然に戦いを挑む時、はじめて自分自身の非力さを発見します。そして、道具を手にするのです。農夫なら鍬(くわ)や耕運機とかね。農夫は畑を耕すことで、少しずつ自然のことを知ります。彼らがやっと解き明かした真実は、地球にとってはごく当たり前のことなのです。同じように空を飛ぶこと、定期郵便飛行で空を飛ぶと言うことは、あらためて人間の非力さを感じさせ、自然に挑む難しさを痛感させるのです。


音声はこちらからどうぞ。

いかがでしょう?

いや、結構時間かかるな。
イラストは、Midjourneyで作成。

続きはまた。

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