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これから勉強を頑張ろうと思っている方へ(自分なりの勉強ロジック)

こんにちはコーキです。はじめまして。
僕は心理学を学ぶ大学院生です。

今日は目標達成、特に勉強に関する目標達成のコツについて、自分が考えるものをまとめていきたいと思います。

当然ながら、合否があるものについては、その年の倍率など相対的な評価になるため、100%自身の努力でどうにかなるものではありません。

それでもやはり、受かるために必要な最低限の基準というものは、いかなる試験においてもあるはずだと思うのです。

こうした、目標を達成するための勉強においては、ぼんやりと僕の中でやり方、いわゆる「ロジック」がありました。

そして最近、僕の中で、その勉強するためのロジックが固まってきたので、ここにまとめてみました。

勉強のノウハウは、人によって合う合わないがあると思います。大事なのは、色々試してみて、自分に合った方法を探すことだと思います。

これから何かに向けて勉強を頑張ろうと思っている方が見てくださっていれば、参考程度にしていただければ嬉しいです。

それではいきましょう。

目標達成に向けた勉強のステップは以下の5つに区分できると思います。

①目標を明確にする
②目標を細分化する
③取り組むべきことを明確にする
④優先順位をつける
⑤スケジュールをつくる

以上の5ステップを踏めば目標達成できます。
お察しの通り、この5ステップは勉強が始まる前で終わっています。

つまり、目標達成に必要なことは、勉強を始めるまでの計画づくりであるということです。

それぞれ解説していきます。

①目標を明確にする

まずは目指すところを決めます。

これは、自分の気持ちが本当にそこに向かいたいと思っているものがいいです。

ここには個人差があると思っていて、どうやったら到達できるか、今現在わからないくらい高い目標にした方が興奮する人もいれば、ギリギリ手が届くかどうか、くらいの目標の方が、頑張れるという人もいると思います。

僕の場合は、周りから、やばくね?と思われるくらいの目標にすると興奮して、頑張ろうと思えます。

まとめると、目標は、自分が頑張ろうと心から思えるものであることが理想的です。

②目標を細分化する

次のステップは目標の細分化です。

細分化とは、目標がどんな要素から成り立っているのかを調べたり、考えたりして分けることです。

例えば、TOEIC(L&R)という英語の試験は、リスニングとリーディングの二つの要素に分かれていて、それぞれ495点ずつ配点があるということがわかっています。

ということは、この試験で800点を取ろうと思ったら、それぞれ400点ずつとるか、苦手な一方を340点、もう一方を460点とるか、と言った具合に考えることができます。

大学院の試験であれば、心理学の試験、英語の試験、統計の試験、その後、研究論文の試験、面接試験という要素に分かれています。
つまり、それぞれに対して対策をしていかなければならないということです。

意外とここを疎かにしてしまう人が多いなと感じていますが、ここのステップが正しく行われていないと、目標達成することはできなくなります。

さらに、分けられた要素は、多くの場合、さらに小さな要素に分けることができます。

例えば、TOEIC(L&R)のテストのリスニングはパート1、2、3、4。リーディングはパート5、6、7という要素にさらに分かれます。

大学院入試における英語の試験には、リーディングとライティング、という要素があり、心理学の試験には、臨床心理学、基礎心理学、という要素がありました。

細分化の手続きはこれ以上細分化できないというところまで細分化することが重要です。

さらに各要素ごとの目標も立てます。
例えば、TOEICの例でいうと、リスニングのパート1、2、3、4ではそれぞれ何点くらいずつ取るのか、リーディングのパート5、6、7ではそれぞれ何点くらいずつとるのかをきめるということです。

まとめると、目指している目標は、どんな要素に分かれているのか、正しく把握すること。そして、細分化は、それ以上分けることができないという小さな要素まで分解することです。

③各要素を伸ばすために取り組むべきことを明確にする。


現時点で目標が、どんな要素に分かれているかが分かっていると思います。

つまり、TOEIC(L&R)の試験がリスニングとリーディングに分かれること。さらにリスニングはパート1、2、3、4にわかれ、リーディングはパート5、6、7に分かれることがわかりました。

では、次は各パート(各要素)ごとになにをしなければならないのかを考えます。

ここに関しては基本的に、
①Google等で調べる
②参考書を読む
③それを達成したことのある人に聞く
などの解決策が挙げられるかと思います。

ここで重要なことは、各要素ごとにするべきことを明確にする、ということです。

例えば、リスニングのパート1(写真の説明)の得点を伸ばすために必要なことは、類題を数多くこなして、慣れること。などです。

各要素ごと必要とされる能力が違います。
そのため、各要素ごとに、対策を持つことが重要です。

まとめると、細分化したら、各要素ごとに、必要となる対策を探し、取り組むべきことを明確にすることです。

番外編:勉強に取り組む時のポイント(スモールステップ)

勉強に取り組むときに生じる問題はたくさんあると思いますが、重要な以下の問題に関して、ここでは説明します。

・取り組むべきこと、は分かっているが、膨大な数がありすぎて手をつけられない。
・覚えなければいけないことはわかっているが、頭に入らない。

以上の問題に共通して使用するテクニックがあります。それはスモールステップに区切るという方法です。

スモールステップとは、大きな目標をクリアしようとするときに、一気にクリアしようとするのではなく、自分がクリアできる小さな目標に分けていくことです。

階段をできるだけ小さく、一段一段登っていけるように作っていくイメージですね。

これはとても重要で、自分がクリアできるレベルの小さな目標に区切っていくことで、大きな目標に徐々に近づいていけるとともに、モチベーションにも繋がります。

先程の問題で言えば、

・膨大な量を一気にするのではなく、少数のまとまりに区切る。
・単語であれば、一度に覚えられる量を把握して、少数覚えて⇨テストなどを繰り返す。

という形になるでしょうか。

④優先順位をつける

ここまでで、漠然とした目標が、要素にわかれ、それぞれの要素ごとに取り組むべきことが決まると思います。

この後に重要になるのが、優先順位の付け方です。

TOEIC800点を取りたいと思ったら、リスニング、リーディングの得点を合計して、800点に達してれば良いわけです。

しかし、ここでも、落とし穴にハマる人がいます。

例えば、リスニングが現時点で、100点、リーディングが350点なのであれば、伸ばすべきはリーディングではなくリスニングですよね。

僕が考える優先順位は、
①費やす必要のある時間の量
②伸ばしやすさ
の二つの掛け算①✖️②を考慮することが大切だと考えています。

リーディングを100点伸ばそうとすれば、おそらく苦手な分野(つまり伸びにくい分野)に手をつけなければならないでしょう。そうすれば自ずと時間もかかります。

しかし、リスニングが100点であれば、単に、やってこなかっただけの可能性が高いです。

そのため、かける必要のある時間が短く、伸ばしやすいという観点からリスニングに注力すべきです。

優先順位をつけることは、目標が複数の要素に分かれれば分かれるほど、重要になっていきます。

目標を達成するための時間は有限です。そのため、何にどれほど時間をかけるか、ということは、目標を達成する上ではとても重要です。

まとめると、目標を細分化したら、各要素の優先順位、つまりどの要素にどれだけの時間をかけるべきか、をじっくり考えることです。

⑤スケジュールをつくる

この段階までに、漠然とした目標が、小さな要素に分かれ、それらの優先順位が決まっています。

つまり、取り組むべきことが明確化し、その順番も決まっている、ということになります。

そしたらあとはそれらをスケジュールに組み入れ、いつまでに、何をするのかを決めます。

この時点で、スケジュールが、〆切(受験日など)に間に合えば、すでに合格してるも同然となります。

ここまで綿密に計画を立てることができれば、おそらくこの時点で、いけるな、という感覚になると思います。

逆に言えば、この段階に来ても、まだふわっとした感じになるのであれば、どこかのステップがしっかり行えていない可能性が高いです。

目標がどんな要素で成り立ち、それぞれの要素に対して必要な対策がわかっており、取り組むべき優先順位もあり、受験日までにやるべきことが終わる算段がついている、にも関わらず、クリアできる自信が湧かないということは基本的にありません。なぜならあとはこなすだけ、だからです。

例えば、どうしても準備が遅く、受験日までに終わりそうにないスケジュールになってしまう場合は、1日にかける時間を増やすなど対応して、受験日までに詰め込むスケジュールに変更します。

それでも、間に合わないと考えられる場合は優先度の低いものを少し削るなど対応します。

まとめると、優先順位の高い項目から、〆切(受験日など)に間に合うようにスケジュールに組み入れることです。

以上が僕の目標達成のためのロジックになります。

この記事をまとめると、

目標達成に重要なことは、がむしゃらに頑張ることではなく、むしろ勉強を始める前の計画から、合格できる算段をたてること。

ということになります。以上です。

ここまで読んでくれた方の何かのお役に立てれば嬉しいです。

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