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休職中の退職・転職のタイミングについての私の考え

こんにちは。ゆっきーです。

高校教員として3年働き、3年目の後半にうつ状態及び身体表現性障害と診断され、休職→退職→転職という道を歩んできました。

私は前職を2か月間の休職を経て、退職。そしてさらに2か月間の無職期間を経て、転職をしました。

元の職場に復職するつもりはなかったので、問題はいつ辞めるのか、そしていつまで休んでいつから転職をするのか、といったことでした。多くの方が悩む問題であろう、休職中の退職・復職・転職のタイミングについて自分の経験と考えを書いていきます。

退職のタイミング

まず、いつ辞めるのかについてです。この問題に関して私は2か月間の休職期間を経て退職をしました。なぜ退職をしたのかといえば復職するつもりがなかったからです。当初の休職期間は1か月間だったのですが、休職終了が近づくと動悸が激しくなり、この状態での復職は難しいと私個人も主治医も判断し休職延長をしました。

休職2か月目になり、自分はもう元の職場に戻る気がないし、戻りたくないと考えるようになり、主治医とも相談をし退職の手続きを進めることになりました。

私は、復職という選択肢を否定しているわけではありません。私はきっぱり退職を決意できましたが、中にはせっかく入った会社を辞めるなんてもったいないって思う人もいると思います。復職をするためには必ず上司と労働環境の交渉をするべきだと思います。例えば配置転換や、最初の1か月だけでも労働時間を短縮してもらうなどです。その交渉に全く応じず動く気がないのであれば、さっさと見切りをつけて退職するのも検討していいと思います。

転職のタイミング

退職をしたあと、次に考えなければいけないのは転職のタイミングです。しばらくは傷病給付金や失業手当で生活することができます。しかしそれも1年数か月です。いずれは新たな仕事を探さなければいけないタイミングが訪れます。

私の経験からいうと転職活動を始めるタイミングは未来のことについてポジティブに考えられるようになったときかなと思っています。

私は2か月間の無職期間を経て転職しました。退職してすぐは、まだ働きたくないな・・・という気持ちがすごく強かったことを覚えています。無職期間は休むことを第一に考え、生活リズムを整えストレスの根源からできるだけ離れるよう努めました。

退職して2か月目には気分もだいぶ安定してきました。今までは、26歳にもなって無職でいる自分が情けなくて仕方なかったのですが、このころから、また新しいキャリアを考えていこうという未来志向になっていきました。

20代はがむしゃらに仕事をする期間だとたくさんの人は言いますが、人生100年時代と言われる中、20代でがむしゃらに働きその後楽して働くみたいなシンプルなライフステージの移行は過去のもので、むしろ複雑なライフステージを経験する世代が我々世代だと考えています。私は20代の1年間をリハビリ期間として長期的に健康で働けるように体を休める期間としてもいいのではと判断し、この1年間は契約社員でも何でもいいからしっかり定時で上がれる仕事をしながら自分の将来を見つめなおす期間としました。

長くなりましたが、結論は未来をポジティブに考えられるようになるまではしっかり休もうということです。人生に悲観的なまま転職してもきっとまた休職すると思います。

さいごまで読んでいただきありがとうございました。


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