たくさんお話をきかせてください。マッサージ治療院では「問診ができます」
問診が「できる」とはどういうことか。
リラクゼーションを目的としたマッサージ店では、
病歴を細かく聞かれたりすることはなく
治療を目的としていませんと
念を押されたりすると思います。
あん摩マッサージ指圧師は国家資格であり、治療を目的とした施術をします。そのため、身体に与える影響や、健康を左右するという責任も背負っています。
「問診」は現代医学で使われる言葉ですが、定義として決まってはいないようです。下記、厚労省の資料です。
プロフィールを聞くだけ、ではないので、専門的な知識が必要だと書かれています。患者が関係ないと思って言わないことでも、実は関係があることもありますので、それをきちんと聞き出す必要があるからでしょう。
東洋医学においては、血液検査や画像診断ができないため、問診はかなり重要な「患者さんの状態を知る方法」です。
私は施術の前に細かくお話を伺います。
何も聞かなくても細かく話してくださる方もいれば
聞いたことにしか答えない方もいます。
そういう、性格的なことも問診をしながら探ります。
相手によって説明の仕方や、どこまで細かく話すか
セルフケアがどれくらいできるか
そして、「気」の話も大事ではありますが、理解のある方かどうか…も実は探っています(笑)
目に見えないものの話は難しいのです。怪しまれたら終わりです…。
筋肉や神経の話さえも、実際に見えるわけではないので、結構むずかしい。
すべて細かく説明するのが良いとも限らず
患者さんと会話しながら
その人の身体の状態だけでなく
考え方や価値観なども探っていく。
そうやって信頼関係を築くことで、治療の効果もあがると思っています。
こんなの意味ない、気休め
と思っていたら、治りは遅いです。
お薬を飲むときも
「これを飲めば痛みが軽くなる。お願いね」
と思って飲んでみてください。
(よく、正露丸のにおいを嗅ぐだけで良くなる気がする、とか聞きませんか?)
そして「よし、お薬飲んだから大丈夫」と不快感のことを忘れるようにしてみてください。チャレンジはタダですから。
気温差の激しい春先です。
無理なくね。
ふり幅の大きい自然の力に、必死についていく必要はありません。この辺が真ん中かな、というところでちょっと足す・ちょっと引くくらいでバランス取っていきましょう。つまり、ちょっと我慢は必要かもしれません(笑)
問診でどんなことを聞くか、こちらにもまとめてあります。
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