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自律神経の不調かなー?と思ったら。病院に行ったほうがいい?

なるべく行きましょう。
なぜなら、本当に自律神経のせい?ということが知りたいのです。


何科に行けばいいの?

病院に行きたい。行こう。でも何科?
これが最初の問題ではないでしょうか

自律神経失調症の定義 (日本心身医学会)

種々の自律神経系の不定愁訴を有し、
しかも臨床検査では器質的病変が認められず、
かつ顕著な精神障害のないもの

つまり
・様々な自律神経症状が認められる
・検査で身体疾患が見つからない
・明らかな精神障害が認められない

ことを検査すればいいので

例えば
・動悸がする
・胸が苦しい
・胸が痛い
・息苦しい
→循環器内科 呼吸器内科

・気持ちが悪い
・嘔吐
・下痢
・腹痛
・胃もたれ
→内科 消化器内科

などで、病気がないかを調べます。


自律神経の機能を調べる検査もあるようです。
・ヘッドアップティルト試験
・シェロング起立試験
 (体位変換試験)
・眼球圧迫試験
・バルサルバ呼吸試験
・頸動脈圧迫試験
・寒冷昇圧試験

が、これらの検査は時間がかかるし
自律神経の乱れの程度を診断しても治療的な意義が少ないので
あまり行われないそうです。
だからほとんど知られていないのですね。
参照元

なので、
病気ではないことがわかったら
問診で自律神経失調症と診断する。ということです。

自律神経のせい、と
最初から決めつけてしまうと
病気を見逃してしまうことがあるので
まずは気になる症状で受診してください。

自律神経失調症と診断されたら…
どんな治療をするの?

「自律神経のバランスを整える薬」は、まだないので

・身体の不調に対する薬
・不安や緊張を落ち着ける薬

が処方される場合があります。
*私は医師や薬剤師ではないので個人的に調べた情報です

その他の治療法は
 繰り返しになってしまって申し訳ないのですが

・ストレスとの付き合い方を考える

・自律神経に負担をかけない生活をする

…いわゆる 自分次第ということです。

じゃあどうすればいいのか

・自分で調べる
→情報は溢れかえっています。信用できる情報かどうかはきちんと見極めましょう。

・そして考える
→自分に合う方法やできそうなことは何か

生活改善・体質改善なので
ずっと続けられる
習慣づけられそうなことがよいです。

・わからなかったら人に聞く
①受診した病院で
「異常ありません」と言われたら
「じゃあどうすればいいですか?」と聞く

これ、意外とやっている人は少ないのではないでしょうか。
この問題に関わらず、私の患者さんでも
「これくらいなら心配ないです」とか
「様子見ましょう」と言われて

「じゃあどうしたらいいかとか、何をしたらダメとか、お話ありました?」と伺うと「いやー何も…」と。
そういう場合、あん摩マッサージ指圧師の立場からすると
禁忌がないとわかっただけでもありがたいので
こちらの判断で施術や生活指導を行います。


②お近くの
・鍼灸(鍼・お灸)
・あん摩マッサージ指圧など
東洋医学を学んだ人たちに相談してみるのもおすすめです。

東洋医学は
「病気以外の不調」に向き合うことが得意です。
きちんとお話を聞いてもらえて
調子の悪い部分に対する施術をしてもらって
今後の生活はこういうことに気を付けるといいですよ
というアドバイスをしてもらるはずです。

身体も、こころも、少しは軽く温かくほぐれると思います。

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