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『ジョーカー』とは何のことか?(11/11更新)【HUNTER×HUNTER 考察】

最新号ネタバレ注意です(週刊少年ジャンプ2024年50号より画像抜粋)

結論から…それは

・船のプロペラ機関部を破壊して浸水させることである

・シャフト部分の真上にシャア=ア一家の事務所がある
 オウはモレナの工作員として以前から下準備をしていた

・船の生命線であるプロペラに異常発生&浸水となれば
 国王軍が下層に大挙して厳戒態勢となる、それでノブナガ達を足止めするつもりである

・そのカオスに乗じて感染拡大させる予定だったが
 ノブナガ達によって計画を前倒しせざるを得なくなった

(HUNTER×HUNTER カラー版 36巻)

…という説です

まず「船に穴を開けて沈没させる」という発想は、自分含めチラホラ見られました

しかし20万人搭載可能のモンスター船の隔壁をブチ破るのは容易ではないと思います
ダムの堰堤と同じくらいの分厚さだと思われ、材質もコンクリートではありません

長さ1500m 高さ800m 幅800m
隔壁の厚さは数十mはありそう?

でも実は、最初から穴が空いている部分があります

それが船内と船外を貫く「プロペラシャフト部分」です

実在する船舶はこのシャフト部分に
「軸封装置」と呼ばれる、いわばパッキンのような物
船内に海水が侵入するのを防いでいるらしいのですが

この部品を破壊するだけで「浸水」させることは可能です
「沈没」までいかずとも船内にパニックを起こすことはできます
中央警察や国防を担うベンジャミンも動き出す緊急事態になるでしょう
必然的にノブナガ達の動きも制限されると思います

この動きを加速させるトラブル

船の生命線である機関部(最下層)の統治をマフィアに任せるという
呆れたカキンの杜撰さ、ここを利用しない手は無いと考えたのではないか?

ジョーカーとは「実力者」のことではなく
「実力行使」のことを指していたのではないか?と

事務所がプロペラの真上にあるのですから、物資の根回しを餌にして
出航前からオウと機関科作業員はズブズブで何もおかしくありません
何なら機関科作業員すべてがモレナ配下だったという可能性すらあります

11/11更新】

(週刊少年ジャンプ 2024年50号348p)

「シャア=アは下水処理場を管理しているが、仕切りは下っ端に投げている」
オウ(モレナ)が処理場の業者とズブズブである可能性が高まりました

ならば機関科の業者ともズブズブである可能性も高まったと思います


そして皆さんもご存知であろう、冨樫先生の進捗ツイートなのですが…

…………


浸水してる…?


だと仮定するならば、歩いてる人物に悠長さを感じます
(旅団やエイ=イ組なら何もおかしくはありませんが)

それは隔壁に穴が空いたという致命的な事故ではなく
「シャフト部分のパッキンの故障です、乗客の皆様ご安心を」という
アナウンスと共に修理完了まで厳戒態勢というレベルの事故だからではないか?

というのも、あと1週間ほどでBW号は給油タイムと船体チェックに入るからです

(HUNTER×HUNTER カラー版 34巻)

「ここでちゃんと修理しますんでどうか落ち着いてください」
ナスビー国王は乗客達をなだめるという展開になるのではないか?

なぜかと言えば、このタイミングで船体が致命傷を負ってしまうと
この最終チェックポイントでBW号の旅が終わってしまうからです
「国王様、心苦しいですが引き返しましょうとなってしまう
海の藻屑になって喜ぶのはモレナ達だけですし
モレナ達も獲物が地上に逃げられたら困るわけです

暗黒大陸編、完!となってしまいます(笑)

なので「沈まないけど混沌になるくらいのトラブル」を起こす

そのカオスに乗じて感染拡大を目指す…

それがモレナ達のジョーカー(切り札)なのではないか?

……という説でした



船の心臓部である機関室が、どこかで話に関わってくるんじゃないかなーと
前々から思ってたので仮説にしてみました


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