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反対の系統で気づいたこと 【HUNTER×HUNTER 考察】


次は反対の系統を考察してみます
なぜ反対に置かれてるのか?もちゃんと考えられてることが分かりました

【強化系←→特質系】


これは「生長」と「分解(腐敗)」です

なぜ特質系が分解(腐敗)なのか

ツェリは刺激臭の水(おそらく硫黄化合物)
ピトーは葉が枯れる(酵素や活性酸素の作用)

どちらも「有機物を微生物が分解(腐敗)する」ことにより発生する現象です

つまり特質系は「有機物と微生物を具現化して」「操作する(活動させる)」ことにより
水に「分解(腐敗)」作用を引き起こしたのだと思います

なぜ具現化と操作が隣り合っているかこれでしっくりきました

水(1種類)しか増やせないが生長を引き起こす強化系に対し
様々な有機物の活動を引き起こすが腐敗させてしまう特質系

まさに正反対の系統って感じです

【放出系←→具現化系】


これは簡単で「収縮」と「拡散」の関係ですね
砂をギュッと手で固めたらボールとして収縮(具現化)する
それを力いっぱい投げつけたらバラバラに拡散(放出)すると
だから反対の関係だと

【変化系←→操作系】


これは「内力」と「外力」だと思います
内力とは自分で変わる力(変化)で
外力とは外から変えられる力(操作)です
だから反対であると

変化系は気まぐれで嘘つき
自分(内部)をよく変えるタイプだから内力

操作系は理屈屋でマイペース
相手(外部)を理屈で動かしたいから外力


こういった設定をキャラクターの性格として落とし込めてるのが凄い

例えば、特質系が分解(腐敗)の性質を持ってることと
ピトーが人体を解剖したり、クロロが能力を解析したり、ツェリが解体が好きだったり、という性格と一致するし

特質系の謎はまだまだ掘り下げられそうです

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