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『継承戦そのものを揺さぶる情報』とは? 【HUNTER×HUNTER 考察】


継承戦そのものを揺さぶる情報とは…すなわち

この「生贄の祭壇」のことである…説です

(HUNTER×HUNTER カラー版 37巻)

これまさか、ナスビーと側近だけで建設したわけではないでしょう

・造船業者

・現場の建設作業員

・モモゼの遺体を管理・運搬した検屍官

など関係者がいるはずで、さらに「王族がマフィア」というガバガバ癒着国家ですから
司法局(カイザル)にこれらの情報が漏れていても不思議はありません

(HUNTER×HUNTER モノクロ版 38巻)

表向きは「王子の遺体安置施設」ですらなく別の名目でしょうが

「念という超能力は実在する」
「継承戦(殺し合い)は事実だった」
「棺桶らしき物が王子の人数分だけ用意されてる」
「そこにモモゼ王子が運び込まれた」

これらの事実さえ掴めば、カイザルとセンリツであれば

「これ完全に生贄じゃん…」
「王子全員ナスビーに嵌められてるのでは?」

…という所まで推測できるのではないか?
まさしく「継承戦そのものを揺さぶる情報」と言えるのではないか

そしてこの情報爆弾を
「継承戦そのものを止めたかったハルケンブルグ」に伝えれば

(HUNTER×HUNTER カラー版 37巻)

ベンジャミンやツェリの醜聞を利用しながら
また継承戦自体を止めるアクションを起こしてくれるだろう

センリツ達は思っているのではないか?

(週刊少年ジャンプ 2024年 46号 p357)


…以上です

ただ穴が2つあって
①「ただの陰謀論」という反論に対して明確な証拠を出せないこと
② 見た目的に「念で作り出した亜空間」である可能性を捨てきれないこと
ですねー

ただ①については、ハルケンブルグは「犠牲(生贄)を使って弓を放つ能力」ですから
父親が生贄を求めてる説は信憑性を持って受け止めてくれるだろうし

② についても、念空間であっても壺中(船内)には変わりないでしょうから、どこからか漏れてる可能性はありますし

何より継承戦そのものを揺さぶるのは、やはり儀式の中枢神経であるナスビーの情報だと思うのです

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