老化を早めてしまう食事
前回の記事でAGEという老化物質についてご紹介しました。
今回はそのAGEが沢山含まれ、老化のスポードを早めてしまう食べ物を紹介したいと思います。
前回、AGEは糖質の過剰摂取によって体内で余ったブドウ糖がタンパク質と結びつくことで生成される場合と
高温調理によって体外で生成されたものを摂取して体内に蓄積する場合があることをお伝えしました。
この2点から考えるとかなり要注意な食事として
・糖質量が多い食事(ラーメンとごはんのような糖質+糖質の組み合わせなど)
・焼く、揚げるといった高温調理したもの
この2つが挙げられます。
ラーメン+炒飯、お好み焼き+ごはん、パスタ、ピザ等はGI値も高く1回の食事で
血糖値が爆上がりし、体内でAGEが生成され放題な状況になってしまう危険性があります。
サーロインステーキや天ぷらなどの揚げ物は高温調理されている上脂質やタンパク質も含まれているため要注意です。
調理方法によってもAGEの量は変わります。
【調理方法別AGE生成量】 ①→⑥の順番で高くなります。
①生
②蒸す・茹でる
③煮る
④炒める
⑤焼く
⑥揚げる
日々の食事は①〜④の調理方法で摂取し、④⑤の調理法は外食や週1回に抑えるなどの工夫をするといいかもしれません。
以下は要注意な食事をランキング化されたものですが、同じような食事全般に注意が必要です。
食べる回数を意識的に制限するようにしてみましょう。
【AGE量が高い食べものランキング】
1位 カルボナーラ
2位 サーロインステーキ
3位 ミックスピザ
4位 シーフードピザ
5位 カツカレー
AGE生成を防ぐためにできることとして高温調理された食事をしない、血糖値を上げないことが大切です。
更に具体的にみてみましょう。
【AGE生成(糖化)を防ぐ方法】
・アンチAGE食材の摂取
野菜、果物、海藻、きのこ類
特にまいたけ(AGEの吸収を抑えるキチンを含む)、たまねぎ、緑茶
・血糖値の急上昇を抑える
野菜を先に食べる
甘い飲み物を飲まない
食事はよく噛んで時間をかけて食べる
・血糖値を上げにくい低GI値の食品を選ぶ
(別記事でGI値別食品を紹介)
あくまで”我慢しすぎない”でも”意識する”
これだけで 変わることが出来ます。
少しずつでも日々の食事習慣を工夫し体の老化を防ぎ、美と健康を守っていきましょうね!
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