身近にあったもの
短歌・俳句・川柳が私は好きだ。
短い言葉だが、その場の情景が見えてくる。
私が人生で初めて俳句を作ったのは小学生の時の国語の授業だった。
「冬の朝 辛くて眠い あと5分」
発表するとクラスの爆笑をさらい、先生にはわかりやすいと褒められた。
なんとも単純な内容であるが、成立はしていた。
その体験があったから興味をもてたのかもしれない。
また、父方の祖父と母方の祖母が短歌を書いており、
私にとって、それらの表現方法は身近なものだった。
祖母とは晩年、手紙の代わりに短歌や俳句のやり取りをしていた。
そんな祖母も亡くなり、送る相手がいなくなるとぱったり書くことを
やめていた。だが先日、祖父や祖母のことを思う出来事があり、
その流れで短歌を書いていたことも思い出した。
何だか彼らと会話をしたような気分だった。
改めて短歌・俳句・川柳を書いて表現をしてみたいと思えた。
そのため、ここには感じたことや、趣味の一環として短歌なども気楽に
書き記したいと思うので、温かい目で見守ってもらえるとありがたいです。
・幼きの記憶をたどり思い出す 祖母への手紙短歌にこめて
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