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「同期」

先日、休職してから始めて同じオフィスで働いていた同期から連絡がありました。

約2ヶ月ぶりの連絡です。

この連絡で、私は改めて本当にいい仲間に恵まれていたのだということに気づけました。それと同時に心の中で突っかかっていたものの1つがスッと抜けて行く感覚がありました。

今の気持ちをここにしっかり残しておこうと思います。

1.連絡をしたくても出来なかった

彼女には休職する前には相談に乗ってもらうこともありました。私がぎりぎりの状態で働いていたことを最も近くで見ながら、支えようとしてくれていた1人です。

ある日の仕事終わりに、「俺もう無理かもしれない。」と言葉をもらすと涙ながらに「協力するから絶対頼ってね」と寄り添ってくれるような本当に仲間思いな人でした。

そんな仲間がいたにも関わらず、私は一度お休みをいただく選択をしてしまいました。

それからは彼女にも連絡ができておらず、心の中のモヤモヤは常に私のことを苦しめていました。

「急に休んでしまって申し訳ない、合わせる顔がない、こんな自分をどう思っているのだろう。なんて話をすればいいのかもわからない。」

そんな思考が頭の中を周回していました。

その中で、彼女から連絡が来たのです。

2.同期からの連絡

「久しぶり!」

と一通のLINEが飛んできました。その連絡が彼女からの連絡であることを確認した瞬間、胸の中からいろいろな感情が溢れて破裂しそうな感覚でした。

なんと返事を返そうか少し悩みましたが、結局、全力で謝ることしかできませんでした。

「急に休んでしまってごめん、連絡もずっと出来ていなくてごめん。なんて連絡をすればいいかわからなかったんだよね。」

それに対し、彼女は

「全然謝る必要なんてないよ!私も連絡していいのかわからなくて不安だったんだよ!」

と返してきてくれました。

その後、電話をすることとなり、久しぶりに友人の声を聞いて、さらに安心感が強くなっていきました。それと同時に、声を聞いてこれだけ安心することもあるのだなという驚きも感じていました。

これまでのこと、これからのこと、たわいもない雑談。

たくさんのことを話しました。そして、幻滅されるかもしれないと思いながらも、私自身が復職をせずに会社を辞める選択をするかもしれないということも伝えました。

すると、彼女からはこんな言葉が出てきました。

「こうやって同じ年に入社して、同じ配属先になったってゆうのも何かの縁じゃん。どんな選択をしても応援するよ!」

涙腺が緩んでいくのを感じながら、私は「ありがとう。」と電話を切りました。

3.相手が望んでいること

彼女と久しぶりに話して気づいたことがあります。

それは、私の周りの人は「私の復職」ではなく「私の幸せ」を願ってくれているのだということです。

もちろん、復職してくれたらもっと嬉しいという気持ちがある人もいると思います。その中で改めて視野を広げて前を向いてみると、幸せなことにこんな状況になっても私のことを心配をしてくれる友人や、先輩が周りにはいました。

ただ、そういった人たちは「私が復職をするために手を差し伸べてくれているのだろう、私は復職をしなければその人たちのことを裏切ることになる」とずっと考えていました。

しかし、これは私の思い込みでした。これだけ寄り添ってくれる人たちは形はどうであれ、私が元気に、幸せに生きてくために手を差し伸べてくれているのだと気付くことができました。

改めて、今回の出来事で自身の偏った思考や価値観を見直すことが出来ていると感じています。

どんな答えを出すかはもう少しじっくり考えようと思いますが、どんな選択をしても彼女は私にとって「一生大切な同期」です。


明日ものんびり頑張ろう😌



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