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あなたに何ができるの?

おはようございます!
3月最終週。2022年度もあとわずかですね。さて、今日は「あなたに何ができるの?」といったテーマについて書いていきます。

出張授業や講演活動をしていく上でよく聞かれる質問について、僕なりに考えていることを書いていきたいと思います。

僕が出せる価値

「メンタルヘルスについて学校現場などに足を運んで話しているみたいだけど、結局あなたには何ができるの?」
新たな訪問先を探していく際、このような質問をいただくことがよくあります。

このような問いに対する現段階での僕の結論は「メンタルヘルスについて考えようという発信を受け入れる姿勢を生み出すこと」だと考えています。
それに付随して、当事者の話を聞いて「辛い精神状態を緩和する効果」もあれば、無謀な挑戦の話から「何かに挑戦していこうという探求意欲の促進」にも繋がることがあります。

これらの部分が僕が出せる価値だと感じていますし、譲れない部分でもあるなと。

実際、学校教育の中でもメンタルヘルスの重要性を伝えていこうという動きや、同じ課題意識を持たれている医師や臨床心理士、公認心理士、カウンセラーの方々の様々な発信は溢れています。
情報量や知識量についてはおそらくこういった方々の方が多く、専門性もあり、適切と言われる発信が多いのだとも思います。

ただ、子どもたちを相手にするとなると、理屈をただ並べるだけでは届ききらないということをこれまでも感じてきました。
上記のような専門家の方々からもそのような旨の話をよく聞いてきました。

そんな中、彼らの心を動かすものは何かというと「話者のストーリー性やキャラクター性」なのだろうなと。

実際にうつ病を患った当事者であるということ、学生時代はバスケ部に所属し大阪府代表チームの主将を務めたこと、某人気ユーチューバーと同じチームで活動をしていたこと、自転車日本一周旅を通じて様々な経験をしてきたこと。

目を背けたいような現状を受け入れ、前を向いて進んでいくこと。
どうしてもキツい時は誰かに頼るという選択肢が僕たちにはあること。

着色のない様々なストーリーを通じ、腹の底から生まれてくるような言葉が生徒の心を刺激し、「この人が訴えるメンタルヘルスについて自分も少し考えてみよう。」という意識変容や行動変容に繋がっているのだと思います。

探せばいくらでも情報が出てくる今の時代、人々のメンタルヘルスケアに向けて自分が出せる価値は何なのか、常に探求し続けていきたいですね^^

そんなこんなで今週ものんびりと頑張っていきましょう!
ではまた!


2年前の今頃、旅を開始して約3週間。
富山県の海沿いを走っていました^^


先月の広島県高西中学校での出張授業
少しずつ。一歩ずつ。

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