向山奈央子

ブックライター&出版企画コンサル。元女性向け生活情報紙編集長。ライフテーマは「心」「癒…

向山奈央子

ブックライター&出版企画コンサル。元女性向け生活情報紙編集長。ライフテーマは「心」「癒やし」「女性の人生」。感情ケアプログラム指導者コース修了。カフェ大好き。甘味大好き。#100文字エッセイを書いて遊んでます。

マガジン

  • #100文字エッセイでお会いしましょう

    100文字(ピッタリ)で、日々折々、雑感をつづります。#100文字エッセイのタグで、皆さんも書いてみませんか? お仲間welcome! ステキだなと思った作品はこのマガジンにぜひ追加させてください(←もちろんご意向に沿わなければお知らせくださいね)

  • 「書く」と「出版」とその周辺

    ブックライター歴8年。文章を書くこと、本を出版すること、そして、フリーランスとして仕事をすること(心身の健康)に関連したアレコレを、マイペースでアップしていきます。

  • 心の疲れをとるnote(うつ予防のヒントと体験談)

    「うつ」になったけれど、元自衛隊メンタル教官・下園壮太先生のカウンセリングに助けられ”最短”で脱することができた、私のセキララ体験談。なぜ人はうつになるのか? 心のトリセツを知りたい方、カウンセラーやカウンセリングにご興味のある方に、参考になったらうれしいです。

  • 感情ケア × トリトトラクタカード

    感情、心、癒やし、メンタルケアの”ちょこっと知識”を紹介。トリトトラクタカード1枚を引いては、それにちなんだテーマでアップしてみました。全部で52枚、トランプと同じ数になっています。

最近の記事

  • 固定された記事

人生のギアチェンジをしたら、心の旅が始まりました(栄作ではないよ)

2015年12月25日。 私は15年勤めた情報紙の新聞社を退社しました。 この日、冬空がどこまでも青く澄み渡っていたのを今でも思い出します。 でも、さわやかな空とは裏腹に、その時の私は心も体も重くて、うつろでした。 いわゆる「うつ状態」。 編集の仕事と子育ての両立を毎日毎日全力でこなしていたら、いつのまにかキャパオーバーに陥っていたのです。 今振り返ると、私は、ものすごくラッキーでした。 人生の大きな大きな「ギアチェンジ」が出来たから。 ここから、それまでとは全く違う世

    • キンモクセイ香る午後 #100文字エッセイ

      窓を開けて仕事をしていたら、懐かしい香りがふんわりと流れてきた。 「ああ、キンモクセイの季節になったんだ」と気づく。 薫香を含んだ風に包まれたら、なんだか幸せすぎて。 しばし、うたた寝の誘惑に負けることに。

      • 成功と幸せ #100文字エッセイ

        「成功」はキラキラ。 「幸せ」はふわふわ、ほっこり。 この2つ、全く違うものなのに、意外に混同してしまうもの。 でも最近気づいたのだが、周囲の「人生の達人」ほど、ちゃんと区別しているのである。 実に興味深い!

        • ないものはないのだから #100文字エッセイ

          何事もバランスが大事、とは言うけれど。 自分が持っているもので、 バランスをとること。 ないものを埋めようとすると、いいバランスにはならないし、結局破綻する。 足さず引かず、ありのままの自分で、揺れていこう。

        • 固定された記事

        人生のギアチェンジをしたら、心の旅が始まりました(栄作ではないよ)

        マガジン

        • #100文字エッセイでお会いしましょう
          163本
        • 「書く」と「出版」とその周辺
          3本
        • 心の疲れをとるnote(うつ予防のヒントと体験談)
          5本
        • 感情ケア × トリトトラクタカード
          52本

        記事

          美味しすぎて涙目のシュークリーム

          そのシュークリームにパクッと食いついた途端、 「え?」 ザクザクとしたシュー皮と なめらかなカスタードクリームが、 完全調和して、 ふわりと舌の上で消えていった。 美味しすぎて奇跡。 気づかず涙目になってしまった。

          美味しすぎて涙目のシュークリーム

          本と旅 #100文字エッセイ

          大好きな桐野夏生サマ(さん、では決してない)の新刊と、 コーヒをもって特急へ乗り込み、いざ出発。 本と旅とコーヒー。 この高揚感! 大人になると、ときどき人生は詰まる。 でも、同じくらい、極上のワクワクもある。

          本と旅 #100文字エッセイ

          SNSシェア歓迎!にひねくれたい

          とある歴史的な古い建物の、すばらしいアート展。 趣きある作品を一つ一つ、堪能したのだけれど。 「撮影OK!SNSシェアをぜひ」 の看板に、急にひねくれたくなってしまった。 ややこしい感情をうまく説明できない。

          SNSシェア歓迎!にひねくれたい

          呼吸法は素晴らしい、でも・・・ #100文字エッセイ

          4秒吸って、7秒止めて8秒吐くとか、お腹を引っ込めて深呼吸とか。 世にあまたある呼吸法は「いいもの」だ。 でもそれって100%ホント? 不自然だし、ちょっと苦しいという、ほんの微かな本音を言えないでいない?

          呼吸法は素晴らしい、でも・・・ #100文字エッセイ

          バジルの主張 #100文字エッセイ

          台風に備えて、屋外の植木鉢を家のなかへ移動させた。 すると爽快な、なじみのある香りが、プーンと漂ってくる。 バジルだ。なかなかの存在感。 たまらず雨のなか、トマトとモッツァレラチーズを買いに走ってしまった。

          バジルの主張 #100文字エッセイ

          アリガ、ツイテマス #100文字エッセイ

          電車の中で、窓の外を眺めていたら。 「アリガ、ツイテマス」 「え?」 「アナタノカタニ、アリガ、ツイテマス。トリマス」 と、中国の方らしきおじさま。 私の肩を軽くつまむと、降りていった。 アリにつままれた出来事。

          アリガ、ツイテマス #100文字エッセイ

          見えない流星群 #100文字エッセイ

          ペルセウス座流星群が見えるかも!ということで、外へ。 お盆の東京は、いつもより夜の闇も濃い。絶好のチャンスかと思ったけれど、地上の星が明るすぎた。 降り注ぐ星を思い浮かべて歩いたら、ほんの一筋、秋の気配。

          見えない流星群 #100文字エッセイ

          夏のお昼のノスタルジー #100文字エッセイ

          昭和の夏といえば、プール、そうめん、『あなたの知らない世界』。 夏休み恒例の心霊番組だ。 怖かったけど、”専門家”新倉イワオさんの解説はいつも冷静。 「この人は怖がらないんだ」 と、子どもなりに感心していた。

          夏のお昼のノスタルジー #100文字エッセイ

          ぽぽぽぽポップコーン #100文字エッセイ

          何を隠そう、”一人ポップコーン”の常習者である。 思い立ったらフライパンを取り出し、コーンを火にかけてポンポンタイム。 ふかふか熱く、カリッとして美味しい。 なぜか家族は食べないので、一人で嗜んでおります。

          ぽぽぽぽポップコーン #100文字エッセイ

          ステキな約束しない? #100文字エッセイ

          「今年、七夕に星を観られなかったんだよね」 「え! じゃあ来年は一緒に星空を観に行くっていう、ステキな約束しない?」 「ステキな約束、する!」 道端で聞こえた女子たちの会話。 私までキラキラ、瞬いてしまった。

          ステキな約束しない? #100文字エッセイ

          神宮外苑の記憶 #100文字エッセイ

          子どもの頃、私にとって神宮外苑は、格好の遊び場の一つだった。 しかし子ども心にも、外苑は陰が濃いと感じていた。木立には、まるで“何者か”がいるような空気。 今は消えた、あの陰影。いったい何だったのだろう。

          神宮外苑の記憶 #100文字エッセイ

          アボカドと私 #100文字エッセイ

          食べ終わったアボカドのタネを、近所の空き地にこっそり埋めてみたことがある。 すると芽が出て、みるみる伸び、2年を超えて成長。 実がなるかも?とドキドキしていたら、ある日整地されて、雑草もろとも消えていた。

          アボカドと私 #100文字エッセイ