こんにちは。

すごく暑い日が続いていますね・・・。
部屋の中にいても熱中症になるので、部屋の中にいたとしてもこまめに水分を摂ってくださいね。

さて、今日は保健師について話たいと思います。

普段、保健師と接する機会はありますか?

保健師とは、「厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事する者」と書かれています。
・・・これだけ聞いてもよく分からないですよね。

看護師と保健師は別の国家資格になります。看護師の免許を持っていないと、保健師として活動はできません。

看護師の仕事は何となく分かると思いますが、保健師がどんなことをするのかイメージつきますか?

治療をサポートするのが看護師とすると、保健師は病気にならないようにアドバイスをすることが仕事になります。

でも、日常生活でなかなか保健師と接することが少ないのが現状です。

令和2年度の厚生労働省の報告によると、保健師として働いている人の約半数以上は行政で勤務されています。
妊婦さんや子育てされているママは、母子健康手帳をもらったり、お子さんの健診のときに保健師とお話しされたことあると思います。

他にも、病院や介護施設、学校、企業などにも在籍していることがあります。

企業で働く医師(産業医)は、50名以上の事業所であれば、法的に設置が義務付けられているのですが、企業で働く保健師(産業保健師)は義務付けされていません。なので、ほとんどの企業では保健師を置いていないのが現状なのです。(ちなみに産業保健師になるのは、狭き門だったりします・・・。求人数が少ないうえに倍率が高いのです。)

こころのクリニックで働いているときに、「医者や保健師が会社にいても、相談しにくい」と何人かの患者さんから聞いたことがあります。
同じ職場の人であるということ、同僚や上司、部下などの目が気になるので、相談しにくいとのこと。

外部相談の窓口を設置している企業もあるようですが、みなさんの会社ではどうですか?相談窓口は設置されていますか?

あってもなくても相談できる人を1人でも見つけておくのが良いかもしれませんね。我慢をしてしまって、あなたが身体を壊してしまったら周囲の人は悲しいのですから。







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