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違いを知ることの大切さと面白さをかみしめている

私は会社の研修が嫌いではない。
結果論にはなるけど、やはり良い講師に恵まれて、同じ研修を受けている同僚から何らかの気づきや学びを得られると、もうそれはそれはウズウズとして仕方がないのです。

この学びをどこかに書き留めておきたい!と。


今日の研修は、海外業務に関わっている人向けの研修でした。
海外の人とかかわるとなると、文化や価値観、考え方やコミュニケーションの取り方が違ったりと、違うことだらけです。

そんな中で、どのように海外拠点の人とかかわっていくか、どんな点に気を付けていくことが大切なのかを、スキルというよりもマインドの面でどうあるのが望ましいのかを学びました。

研修に出ている人はみんな日本人。
いろんなグループワークや性格の傾向診断を行う中で、同じ日本人であっても、課題の捉え方(自分ごととしてとらえるか、自分と切り離して課題をとらえるか)、外向的か内向的かなどなど、当たり前だけど違うんですよね。

計画通りに進めることが好きな人もいれば、計画は立てるけども、それはそれとして状況に応じて変えても構わない(むしろ決めた計画に縛られすぎたくない)と思う人もいる。

自分の考え方ややり方が”正しい”と思うと、お互いがとても苦しくなるんです。
私はこのやり方が”好き”、あなたのやり方はあまり好きじゃない。
正義ではなく、好みの問題と捉えることがきっとどこに行っても大切になるのだなと感じました。


もっと面白かったのは自分と会社との関係性の捉え方の違い。
自分を実線の○、会社を点線の○で書いて双方の関係性を描くというもの。

皆さんはどう描きますか?

私は、実線の○(自分)を書いた右斜め上辺りに、自分よりも少し小さい点線の○(会社)を描きました。
2つの○は、ちょっと重なる部分はあるけど、大きくは交わらない感じにしました。

私にとって、「会社(仕事)」は私の一部であり全部ではない。
そんな意識からできた絵だったと思います。

一方、同じグループだったAさんとBさんは私とは全く異なるものでした。
Aさんは、大きな点線の○(会社)の中に小さな実線の○(自分)を描いていました。
Bさんは実線の○(自分)の中に点線の○(会社)を描いていました。

3人それぞれの捉え方の違い、普段見えない他人の頭の中を見たようで、「なにこれめっちゃおもしろい!」と一人で興奮していました。
もちろん、海外の人だと国や地域ごとにもっと違うでしょう。

つまり、繰り返しになりますが、「自分が当たり前だと思うこと」「だいぶん分の日本人が考えること」「日系大企業に勤める人と現地スタッフで転職を何度もする人」など、それぞれ大切だと思うことも見ている未来像も違うんですよね。

そして、その違いは弱みにはならない。
自分と似た人が多いチームは居心地がいいけどみんな同じ見落としをする。
良いチームとは何か、そんなことも改めて考えさせられました。


ちょっと今日も自分の思考のメモ。

近いうちにまとめられたらいいなと思います(やらない可能性が高い)

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