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受験生のメンタルケアにコーチングが役立った件

我が家には娘が2名いるのですが、中3と高3というダブル受験生で、間近に控えた受験に向けて佳境を迎えています。

模擬テストの結果を見るたび、友達の勉強時間を聞くたび、不安になり気持ちが落ち込んでしまう娘。テストの結果がたとえ良くても「偶然だ」と不安が増す。今日は集中できなくて勉強時間が足りないと落ち込む…。親として何ができるか迷っていました。
そんな中、業務の中で見たコーチングやアドラー心理学など社会人向けのメソッドが思いのほか役立ちました。

特にこの辺り

  • 「なぜこうなったか」と原因を探すのではなく、「どうやったらできるか」と実現方法を検討する

  • 100%を目指さない

  • 最初の一歩は小さくしよう!最初を大きくするとあきらめてしまって一歩も進まないことがある

  • 減点主義ではなく加点主義で

  • 「どうせできない」という非建設的な自己決定から「きっとできる」という建設的な自己決定をすることでライフスタイルも変わる

※前半3つは、チームを導くリーダーのセルフコーチング(Schoo講座)から。とても分かりやすい講座です!

過去の自分の受験体験より、最近聞いたビジネスの話の方が役立つっておもしろい

世の中に社会人向けのメソッドは数多くあって、それを使うのは当たり前なのに、意外と子供向けのものは少ない…ような気がする。
大人でさえ難しい心のコントロールを子供が「がんばれ」だけでうまくできるわけがない。
そりゃそうだ、と、遅まきながら目からウロコが落ちました。

この教えを元に日々の声掛けを続けた結果なのか、娘は落ち込むことがあっても長く引きずらず、このあとやっていく勉強に目を向けられるようになったように感じます。
そして親である私にとっても効果があり、「どこが原因で点を取れなかったの?」と責めたり、「不足しているあれもこれもやったほうがいい」と本人の容量以上の勉強を勧めそうになる気持ちにブレーキをかけることができるようになったんじゃないか(多分)、と感じています。

ただ、ここまで書いておきながら何ですが、使いどころも難しくて。
つい弱気になりがちな長女にはこの方法がいいけれど、自信がある教科ほどポカミスしがちな次女の場合は、慎重になるために不足点を指摘する方が適していたりするんですよね。ほんと難しい・・・

悩みは尽きませんが、「より志望の高い学校に合格すること」を目標にするのではなく、「自分がおおよそ納得できる受験生活だった」と振り返ることができるように支援したいと思います。

・・・・なんて書いておいて、どうしても途中で余計な欲望が湧いてくるのをどうしたらよいのだろう。


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