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治療について
古今整体室の治療は『構造医学』の考えが基になっています。
構造医学は人体を物理工学的に捉えて、症状を引き起こしている原因を見極め、その原因に対して、安全かつ確実に対処する治療法です。
地球上に存在する全ての物に等しく作用している重力を診断の基準、治療の基本としています。
こういった表現をすると難しくとっつきにくい印象を持たれるかもしれませんが、とても単純なことです。
ヒトの祖先は4本足から重力に抗って2本足で立ち上がって歩き始めました。
前足が移動の役割から解放されて自由になり色々な働きが出来るようになりました。
また視点が高まったことで目から得られる情報が多くなり、それを処理するために脳が大きくなりました。
そして長い時間をかけてヒトに進化してきたのです。
ヒトの身体は、重力に抗って立ち、動きまわる生活を送る中で作られてきたものです。
身体に本来備わっている自然治癒力もそういった状態になってはじめて効果的に発揮されます。
ですから重力を診断の基準、治療の基本とするということは、端的に言えば、
・良い姿勢で立てているか?
・身体にしっかりと体重をかけているか?
・日常的に歩行などの運動を行っているか?
といった点に注目し、治療を進めていくということです。
基本的な生活習慣を見直すことで身体の状態は確実に変わって来ます。
健康で快適な生活を送っていけるよう、一緒に歩んで行きたいと日々考えています。
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