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大人が!いえいえ、 大人も!!楽しい!!!

今日の「ここのね」は、かぼすの酵素シロップ作り。
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砂糖と同量、かぼすを2キロ量りたいのに、なんと言うことでしょう。ここのねにははかりがありません
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「どうする?」
「じゃあ天秤ばかり作ったら?」
「それいいね!!」
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ということで、角材を探してきたら、誰かが こう言いました。
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人間の感覚って、案外すごいと思うよ。持って、感覚で2キロいけるんじゃない?
「じゃあ、感覚で2キロ選んだあとに、天秤ばかりしてみよ。」
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「えー、それだったら、正確な重さもやっぱり気になるけん、家からはかりを取ってくる。」と、スタッフももちゃん。
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そして始まりました。持った感覚だけで、かぼす2キロ選び
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挑戦者は、スタッフももちゃん、うちのパパさん、うちの息子、体験中のSくんの4人。かなり真剣にやってます。
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砂糖とかぼすを交互に持って、重さを確かめれば確かめるほど、わからなくなる(笑)
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「もうこれでいい!!」
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続いて手作り感溢れる天秤ばかりの出番です。
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まず、重心を取るのが難しい。
「こんなもんか!!」と、左右に砂糖とかぼすをぶら下げたら、
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うちの息子がやって来て、「ママ、ぶら下げる位置が左右同じじゃないと、正確に量れんよ。」
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おやまぁ、よくご存知で。
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「せーの」で手を離し、「あーーー、かぼすが重い!砂糖の方が重い!」大人4人がキャーキャー言いながら量りました。
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そして最後にデジタルスケール、堂々の登場です。
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みんな、かなり惜しかった。
2キロにそれほど遠くないところまで、持った感覚だけで選んでいました。
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さらに、そのあとのSくんがすごかった!!
かぼす2キロ、ピッタリになるまで、ヘタを切って調整したり、大きさの違うかぼすと入れ替えたり。
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ピッタリ2キロは難しいんじゃないかと思ったその時、

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なんとスケールの数字が2000に!!
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諦めずにやり続けたSくんに脱帽です。
そのあと迎えに来たSくんのおばあちゃんが、「Sは根気が無いのよねぇ。」って言ってたから、今日の話をしました。
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本人の好きなことや、やりたいと思ったことは、根気よく出来るんだと思います。
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大人も真剣に遊び、失敗もしながら学んでいく。
そんな姿を子どもたちが見て、色んなことを感じ取ってくれたらいいな。
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そんなことを感じた今日のここのねでした。

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