大いなる秋田
ばーちゃんの住んでいるのは限りなーく青森に近い秋田。
白神さんち(誰やねん
いや 白神山地を背中に すぐ向かいの畑に熊が出た!ってくらいの田舎。
あちこちに温泉が湧き普通のお風呂屋さんすべてが温泉だという なんとものんびりとした所。
元来のんびりしているのは景色だけじゃなくて そこに住む人たちものーんびりしている。
お盆にはいつも東京からきたお姉ちゃん家族とここ宮城で合流してばーちゃんちに行くのだけど 今回はいけないからちょっと思い出してみようと思う。秋田県。
ばーちゃんちのあるところは秋田でも北の方。特に青森に近いせいか津軽弁が混じるからか 本当にヒヤリングが難しくて 英語ならなんとかところどころの単語が聞き取れるけれど もはやフランス語の世界。
しかもちょっとは東京からきたおねえちゃんの旦那さんとかにもわかりやすく話してあげればいいものを 全く自分のペースで話す。 はなからわかってもらおうなんてさらっさら思っていない。話したいように話せばいいんだ!くらいに思っている。
それどころか「ばっけ(ふきのとう)ってわがるがぁ?」など秋田県民統一模試みたいなことをする。どうなってんだ?秋田県
ばーちゃんの妹も車で出かけている時「ほらーほごの(そこの)びょうきのかあさんの店っこさ寄ってけれ!」って どこのどの母さんが病気で店をやっているのだと思ったら 【陽気な母さんの店】というナイスなネーミングなお店だったのだ。すごいぞ!!秋田県
ひいばーちゃんの法事ではお寺の和尚様があらかたお経をあげたときにとんでもないことが!
ばー「あんれ?これおらいの(うちの)ばーさんの塔婆板でねーど!和尚さん」
和尚「あんれまぁ よそのえの(よその家の)拝んじまったじゃぁぁぁ っはっはっはっはぁ」
ばー「どっちみち極楽さ届いでるべおん」
和尚「んだな!!」
調子よく云い塩梅の所で手を打つ二人。
それでいいのか?秋田県
それにしても気になってしょうがない。和尚様の首のちょっと上にある二つのほくろとその下の首のしわ
強引に笑いを取りに来る秋田県
笑いをこらえるのに必死。こんな苦しい法事経験したことがない。だって後ろから見たらこれだもの。
超神ネイガーがブリコガンとキリタンポソードを持つという秋田県
キャバ嬢がトラクターを買ってもらうという秋田県
そんな秋田県のルーツを持って生まれたのがなっちょである。
リピートアフターミー
へればへたどてへられるし
(言えば言ったで言われるし)
へねばへねどてへられるし
(言わなきゃ言わないで言われるし)
どうせへられるんだば
(どうせ言われるんなら)
へねでへられるよりへってへられだほうがいい
(言わないで言われるより言って言われた方がいい)
ネイティブなっちょの巻
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?