no dig堆肥マルチングの除草効果について
堆肥マルチングを始めて1ヶ月くらいがたった
堆肥マルチング?とおもった人はこちこちらを
4月のこの時期は初期除草が大切な時期
今年始めた堆肥マルチ
その効果はいかに!!
奥のレタスとキャベツは定植したもの
カラスヒジャクやスギナは堆肥マルチを突破して生えてくる
これは想定内
そして失敗したものがこちら
キャベツとレタスをかろうじて見つけことができる
今にも雑草たちに飲み込まれそうである
この2枚を見比べれば堆肥マルチングが効果有り!ということが言えるだろう
ただ、この2枚目の写真も堆肥マルチングしたんです、、、
なのにこんなに雑草まみれなんです
というのも、これはダンボールや新聞紙を敷かずに堆肥を直接敷いたのです
やはりそれだけだと光を抑え切れず雑草が発芽してしまったのでしょう
遮光が完璧でないと雑草は生えてきます
堆肥もケチって薄く敷くとやはり草が生えてきます
大事なのは紙マルチなど敷いて堆肥をしっかり敷くこと!!
これに限ります
トップ画は堆肥マルチを突破して生えてきた細いタケノコです
美味しくいただきました
6月に2ヶ月以上が経ちました
1枚目の写真を観てもらえばわかるよう、畝と通路の雑草の生え方が一目瞭然である
しかし、堆肥マルチをした畝にもやはり草は生えてきている
それが2枚目の写真
「カラスヒジャク」である
これはひたすらちょん切って対処します
あと、こんなかんじで這うタイプの草もマルチの上に侵食してきます
這ってきて根を下ろすことがあるので、根を下ろす前に除草しましょう
スギナやカラスヒジャクの対処法について
スギナも同じであるが地下茎や球茎で増殖するタイプの雑草は厄介だ
堆肥マルチのように日光を遮断しても生えてくる
ビニールマルチなどを突破して生えてくるほどの生命力は無いので、ビニールマルチ使用なら問題になることは無い(問題は少しあるそう)のだが、我が農園では厄介者である
これらの雑草は見つけ次第捕る!
が、対処法である
よくインターネットでみるのは根っこから根絶しないといけない!という
それは間違いない。根っこに成長点がある植物は根っこから根絶しないとまた生えてくるわけである
しかし!堆肥マルチングを施している状態では土を掘り起こすことはしたくないのである
つまり、できることは地上部を刈り取ることのみ、すなわち見つけ次第捕ることなのである
「なんだ、対症療法じゃないか、、それじゃどれだけ時間があっても対応出来ないよ、、」
と、おもった貴方!!
違うんです
地上部を刈り取ることでいつかはこのスギナやカラスヒジャクを根絶できるんです
というのも、地下茎で増殖するといってもやはり植物
光合成するんです
光合成で栄養を作っているんです
春に芽を出したコイツラはそこから光合成で成長し、栄養を地下茎、地下の根塊に貯めます
そして越冬をして、翌年の春に芽を出すんです
つまり、芽を出した時に刈り取ることで地下茎に栄養を溜めさせないようにするんです
植物は強いので、また芽をだします
また、刈り取るんです
また芽を出してきてもまた刈り取る
刈り取る
刈り取る
これを続ければ植物は根負け、栄養切れでついには力尽きて生えてこなくなる
という、仕組みです
ということで
がんばって除草したいと思います
カラスヒジャクについての農研機構の研究、貼っときます
https://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/to-noken/DB/DATA/012/012-119.pdf
https://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/to-noken/DB/DATA/012/012-119.pdf
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