見出し画像

2020年 投資・読書 活動報告

こんにちは。
未曾有の2020年も終わりが近づいてきました。
本当に今年は激動の1年でした。
当たり前の日常が失われ、これまでとは大きく生活が変わったように感じます。

緊急事態宣言が発令され、自宅で悶々と過ごす時間が多くなっていく中、何かをしなければという使命感のもと、「読書」という試みを始めることにしました。
もともと読書をしなければならないと思いつつも、何かと言い訳をつけて大学生活も半分が過ぎようとしていた頃でしたので、いい機会だと思い、そして何より、とてつもなく暇だったので、とりあえず続けてみることにしました。

また、去年の年末に投資について勉強を始め、今年の1月より投資デビューをしました。
記念すべきデビュー1年目は、奇しくもコロナの影響もあり、株式市場は史上稀にみる大荒れの1年となりました。

今回のnoteでは、そんな2020年を振り返って読書記録と投資運用実績について報告したいと思います。
自分の記録用として書き残すのですが、読書や投資を始めたいという人にとって、何かのお役に立てると嬉しいと思って公開します。(特に隠すほどのことでもないですけど)


まずは読書について。
今年は結果として100冊ちょっと読むことができました。
昨年はおそらく10冊読めたかどうかなので大きな進歩であると思います。
こんなにも飛躍できたのは、おそらく①暇だったから②習慣化されたから③意地になっていたから、の3点かなと思います。

まず、①暇だったから。
これはコロナの影響によるものです。ある意味感謝しています。

次に、②習慣化されたから。
これはKindleの効果が大きいと思います。僕はiPhoneにて読書する事が多いのですが、これによってちょっとしたスキマ時間を活用することができます。
僕は自粛期間こそは自宅で読書していたものの、普段は移動中や、何かの待ち時間、トイレ、お風呂で読むことがほとんどです。それは、もともとスマホをよくいじる癖があったのでそれが功を奏したのではないかと思います。
Kindleは、無料アプリでインストールし、Amazonから電子書籍版の本を購入すると、すぐに読むことができるので本当にオススメです。

最後に、③意地になっていたから。
これは何か自分に武器を身につけたいと思っていたからです。100冊くらい本を読めばかなり力がつくと思ったからですね。あとは、自堕落な自分が嫌だったってこともありますね。
実際に100冊読んで力がついたかというと、正直なところ未だに大きな実感はありません。身についた武器を強いて挙げるとしたら、「何も知らないことを知った」ということですね。まあこれはこれで非常に重要だと感じているので良しとしましょう。読書は最もコスパの良い投資と言われていますし、数年後数十年後に効果を発揮してくれると信じています。

ここに、2020年各月の読書数を記録しておきます。
1月 記録なし
2月〜5月 38冊
6月 18冊
7月 7冊
8月 9冊
9月 9冊
10月 8冊
11月 7冊
12月 3冊


こう振り返ってみてみるとやはり緊急事態宣言下でものすごい稼いでいたことがわかりました。まだまだ読みたい本、読まなければならない本がたくさんあるので2021年は今年以上のペースでいきたいと思います。

最後に100冊読んでみて、オススメ3冊を紹介したいと思います。

まず1冊目。
「夜と霧/V.E.フランクル」
ナチスの強制収容所の体験を基に描かれた作品。
生きる意味を強烈に突きつけられました。
人生に生きる意味を問うのではなく、人生に生きる意味を問われている、ということを知ってからが人生のスタートだと感じました。

2冊目。
「自殺/末井昭」
とある大学の講義で教授がお勧めしていた一冊。
自殺についてユーモアを交えながら語っています。
自殺する人は優しい人が多いそうです。歪んだ社会に優しい心がついていけずに命を絶ってしまう。そんな歪んだ社会で生きている僕たちにその責任の一端があるのではないかと思ったりもします。

3冊目。
「私とは何か/平野啓一郎」
とあるコラムで「自立とは依存先を増やすことである」という言葉に妙に納得していたのですが、この本で述べられている「分人」という考え方を取り入れることで論理的に理解することができると感じています。
非常に面白い考え方ですし、人付き合いが苦手という方にはオススメです。



このへんで読書報告は終わりにしたいと思います。リンクは全てKindleなので是非この機会にKindleデビューしましょう。



それでは投資の運用実績の報告に移っていきたいと思います。
投資デビュー初年としては、これ以上ない経験値を得られたと感じています。あまりに多くの出来事があったからです。
日経平均株価をみてみると、3月に1万6千円台をつけたかと思えば、昨日には30年ぶりの高値である2万7千円台後半を叩き出し、乱高下の激しい市場でした。
おまけに10月には東証の株式売買システムが障害を起こし、史上初の終日取引停止の事件もありました。

投資の三大原則は「積立」「分散」「長期」と言われています。
僕の投資スタイルも、原則から大きく外れることなく運用しました。
デイトレードと呼ばれ、いわゆるギャンブルの類いには手を出すことなく、無事に一年を過ごすことができました。
世界各国の長期の金融緩和もあって、なんとか含み益を出すことができました。というよりも、思いのほか良い結果を残せて嬉しいです。
15万円程度の元本で5万円くらいの利益を出すことができました。総資産20万円くらいですかね。
ちなみに貯金は必要最低限しかしない派なので、銀行の預金残高は常に数万円程度です。

ここからは具体的な保有銘柄についてです。
大きく分けてふたつの投資をしています。
①つみたてNISA②アメリカ個別株
のふたつを運用しています。

まずは①つみたてNISA、について。
つみたてNISAについて、簡単に説明すると年間40万円まで非課税になる投資信託です。非課税、投資信託とはなにかについては調べてみてください。
このつみたてNISAを月々積み立てています。最初は3千円で行っていましたが、途中から4千5百円に変更して積み立てています。

つみたてNISAのポートフォリオは国際株式6割、国内株式4割り程度です。

オススメ銘柄はアメリカの上場投資信託「S&P500」です。最強だと思います。

次に②アメリカ個別株、について。
僕は、気になったアメリカの株を少しずつ購入してきました。日本の個別株ではなくアメリカなのは、やはり実績が桁違いだからです。伸び方も段違いですね。日本、このままだとマジヤバイ、と思っています。

保有銘柄は、Apple、Microsoft、Tesla、STARBUCKSなどなど有名なところです。STARBUCKSなんかは1万円以下で買えますよ。
あ、あと日本の個別株に手を出さないのは単純に高いからです。
アメリカは1株から取引出来るのに対し、日本はなぜか100株単位でしか取引出来ないです。



最後に2020年の運用実績を発表します。1ドル=104円として計算します。

①つみたてNISA
元本 ¥49,000
利益 ¥6,379

②アメリカ個別株
元本 ¥123,493
利益 ¥43,330

合計:①+②
元本 ¥172,493
利益 ¥49,709
総資産 ¥222,202
運用収益率 28.8%

我ながら素晴らしい運用実績だと思います。まあビギナーズラックでしょうね。
とはいえ、投資を続けてきて最も価値のあるリターンはお金ではなく知識です。
朝起きたらアメリカ市場がどうなったか確認したり、日経先物の値が気になったり、CMで流れる企業の株価をチェックしたりを毎日繰り返していくうちに、投資をしなかったら得られなかったであろう知識を得ることが出来ました。
投資については話したいことが山々ですがこのへんで。

投資を始めたい方は、以下をオススメします。あとはもう、とりあえずやってみることですね。

①「インベスターZ/三田紀房」
漫画です。マジおすすめです。


②「臆病者のための株入門/橘玲」
橘玲の書籍はどれも面白く非常に勉強になります。
ちなみに宝くじの期待値は50%程度です。年末になると大行列をなす例の光景は、宝くじのチケット代の半額を失いに並んでるということですね。とはいえロマンは捨てがたいものですよね。


以上、投資の運用実績報告でした。


非常にたくさんのことを書いてきました(つもり)が、このへんでおしまいにしたいと思います。

また、来年の報告を楽しみにしましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?