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自分の価値の計算方法


こんにちは!
今回も松本です。

noteのアクセス数がすごい多いいのに対し
follower数がとても少ないのが残念です。
美容師ってnoteやってないんだろうねw

しかし、最近はnoteを見てInstagramでdmを
くださる方が居て嬉しい限りです

そんな事はさておき、今回は
自分の価値の計算方法について話します。

これは自分自身(労働者)のお給料が
本当にそれだけの価値があるのか、無いのか。
それ以上なのかを自分で計算できてます?という話です。

意味わからないとは思いますが、
僕はこの計算を良くします。

お給料とは「毎月いくらだよ!」とか
「このくらいやったらこのくらい貰えるよ」とか
会社側が設定して、それに対して労働者側は
お金を貰うという事ですよね。

例えば美容師として毎月100万円売上たら
毎月30万円お給料が貰えるよ。とかね。

しかしこれは会社が決めた基準であり制度です。
会社が決めたものとは<価値とお金>が
必ずしも比例するわけではありません。
もちろん価値とは全てお金に例えるものでもありません。

しかし、今回は、
自分が本当に今の給料だけの価値があるのかを計り、
さらに制度にはない価値も含め自分が
どれだけの価値がお金に反映しているのかを
判断できるように計算しなきゃいけないよという話。

例えば、同じ100万円の売上のaさんbさんがいます。
aさんは人望がある人なので、
毎年aさんに憧れて新入社員が1人入ってきます。
一方、bさんはそのような事はありません。

その新人が一年後に100万円売上できる子になるなら
会社の利益率は40%だとして40万円の利益を生んでる。
自分の売上とは別に会社に貢献している。
最初の1年間毎月20万円のお給料を新人に
払う事になっても半年後には会社の利益になる。
長く働いてくれればもっと売上は伸び、
もっと利益になるわけです。

この書き方をするとbさんが役立たずの様に
見えますが、そんな事はありません。
bさんはやるべきことをやっています。
100万円も売り上げてたら十分会社に貢献してます。

aさんはプラスα 求人もして教育までしてくれている。
しかし、aさんもbさんもお給料は同じです。

なぜなら美容室という仕組みの中には
売上に対してのお給料制度はあれど
求人に対しての制度は無いからです。

求人だけじゃないですよね。
例えばaさんはInstagramで
3万人のfollowerがいるとします。
それだけでも会社の名前は
大きくなりやすいですよね?
けど、followerが何人いたらいくら貰える
といった制度はありませんよね?

こう聞くとaさんは損した気持ちになる。
「私の方がbさんより色々やってる!」ってなるよね。

じゃあその制度を作ればいんだよ!
っと、経営者の方でそう考える人もいるでしょう!
けど、おすすめはしません。

先ほど言ったbさんは悪くない。ってのがポイント。
その制度ができる事で、その求人やInstagramの事は
プラスαではなく義務化しやすいからです。

義務化する事によって、やってない人が
悪者に見えたり、やる気のない人に見えてしまう。

100万円しっかり貢献してるbさんも
周りのスタッフからは
全然精力的に仕事してない人みたいに見える。

なので、そのプラスαの能力は
あ、く、ま、で、プラスαでなければならない。

そして、プラスαである以上
会社の制度では計れない。

自分自身で自分のやっている事に
どれくらいの<価値>があって
いくらお給料を貰うべきなのかが
判断できた方がaさんの様な人は損をしない。

だって、それがわかれば
「これだけの事をしてるのだから手当をくれ!」って
交渉できたり、価値に対して
お給料を増やしてくれる会社に入って
今と同じ事をしてても多いお給料が
貰えるかもしれないからね。

例えば、
cさんは店長で店長手当を3万円貰っている。
この時点でまず、cさんは考えて欲しい。
<自分は3万円の価値があるのか?>
ただ、言われた事をやるだけなら
店長としての3万円の価値はきっと無い。
言われた事もできてないならもっと無い。

なぜなら店長のやる仕事は基本経営者ができる。
ただ、経営者は様々な理由で時間が欲しい。
娯楽でも別の仕事でも条件は何でもいいが
自分がやらなくて済む事は誰かに任せたい。

なので、言い換えれば
「俺、その仕事したく無いからやって」の手当なのだ。
けど、もちろんそんな事言われたらcさんは、
「やりたく無いです!」って言いますよね。
だから、「店長にならないか!」という
いい感じのインパクトを、添えて役職を与える。

*もちろん実力で評価してる所もあります。

つまり
3万円はcさんが
店長としての価値を見出した3万円ではなく、
経営者が仕事したくないを叶える為の3万円という事。
cさんの生み出す事に価値があるから店長ではない。

また、こんな事を言うと会社側や、経営者が
悪いみたいに聞こえるがそう言う事では無い。
会社とはそう言うものだし悪い事では無い。
日本の会社とはそういう文化なのです。

逆に3万円の手当より価値を生み出せる人もいる。

僕が会社にいた時の店長はとても視野が広く
お店で起こりやすい問題のリスク回避が上手い方でした。
何よりすごいのができない人の気持ちを
良く理解していて、お店の空気もとても良かった。
僕みたいな破天荒な人間がいる組織は
必ずめんどくさい事が起こるが、僕のやりたい事にも
協力しながら、お店の秩序もコントロールしてくれてた。

これこそプラスαの価値。正直居心地が良すぎました。
僕が経営者なら店長手当で
10万円払ってでも居てもらいたいw
このパターンなら店長という立場を
逆に利用した事になる。
つまり
経営者側の都合の店長ではなく
価値による店長だという事になる。

dさんは今100万円お給料をもらっているとする。
けど、教育係をしていて4人育てて
4人とも自分の教育で100万円プレイヤーにしたなら
利益率40%で計算したとして一人当たり
40万円会社に利益をもたらせるとする。

4人×利益40万円=毎月160万円
↑dさんの売上とは別に
160万円の価値を生み出した事になる。
もっと細かく分析すると、
・その4人の採用のきっかけはなんなのか
・何年間で100万円できるようになったのか
・何年間会社にいる見込みがあるのか
によっても160万円の価値は上下すると思うが
これも全て制度では無く、プラスαの事。

本来その能力があるのなら交渉するべきです。
「僕はなぜ100万円しか貰えないのか!」って
たしかに毎月美容師で100万円貰えてたら
すごい金額ではありますが、
僕からすればdさんには100万円以上の価値がある。
しかし、ほとんどの人が会社とはそーゆー物とか
そーゆー決まりだから仕方ないと諦めている。
もしくは100万円で満足している。

このような計算ができているだろうか?
計算できたとして会社に要求した事があるだろうか?
会社に要求して変わらなかったとして
環境を変える判断ができているだろうか?

お給料はあくまで会社が決める。
だけど、それに見合ってるか見合って無いか
の最終判断を自分で決める事ができなければ
<価値に対するお給料>ではなく
<制度による基準のお給料>になる。
後者が悪いわけではありませんが、
そこにやりがいはあるのでしょうか?

何度もいいます。
会社が悪いわけでは無い。
価値の計算方法を知らない人が悪いのだ。

会社は悪くない。
価値の計算ができない人が多いいから
会社の制度で決めてくれてるのだ。

会社は悪くない。
自分の貰っているお金が価値に対して
適正の金額なのか、判断できていないのが悪いのだ。

価値は自分で決めるんです。
それに見合ってるかどうかも自分で決めるんです。

価値の計算ができるようになったら
後は簡単な事なんです。

価値に見合って無いなら
自分で環境を変えましょう。
それか、
自分が環境を変えましょう。
それか、
諦めて会社の波に任せましょう。

松本光樹

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