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コロナウイルスで考えるSNSと自己

記念すべき初のnoteです。拙文ですがよろしくお願いします。

今回はコロナウイルスによる自宅待機によって気が付いたこと、SNSと自分の関係について書く。

一人暮らしの大学生は情報が少なく、特にテレビを見る習慣がない人(筆者)は深刻でありツイッターなどわずかな情報しか得ていない。実家に帰省し、新聞を読みコロナウイルスの脅威を知り愕然とした。学生、つまり筆者は発症しても重症化しにくいといった情報から楽観視していたのだ。

母から徹底的に対策するように連絡がきていたが、母の年齢の人は重症化しやすいためその恐怖心から自分たち息子娘に注意をうながしていると思われ、聞き流していた。

しかし実際は違った。母世代はテレビなどからの情報収集が速く、また膨大であるからだ。

これは母世代は若者世代と違って、人とつながるためのSNSではなく情報収集としてのSNSという使い方をしているからではないか。

また、メディアの報道だけでなく、株価の下落や政治家世界各国の対策を聞き、今までの経験から今回の事態がどの程度深刻で緊急であるかを察知できたためだと思われる。(こういったところで自分の若さ、未熟さを認識させられる)

話は戻って、SNSの使い方についてだが、基本自慢のツールであると筆者は認識している。日常的に暇な時間にみるのがSNSであるのだが、インスタなどは暇な時間に見るとかなり精神にダメージが来る。

これは自分は家でダラダラしているのに対してSNSの向こう側の知り合いは楽しく友達と遊んでいるからだ。友達の多さ少なさを見せつけられるのである。

外出自粛が若者に届かないのもここに原因があると筆者は考える。それはSNSを見るとそこには楽しく遊んでいる友達がいて、自分は自宅待機、これは辛いことである。友達が多い人はSNSで遊んでいる人より優位になりたいと考え遊びに出る、それによりほかの人もそれをみて同様に遊びに出たいと考える、そういった連鎖によって外出自粛は収まらない。

いわゆる狭い世界で生きているのだ。世論などは気にしない、友達にどう思われるかだけが最優先である。ただここで筆者が狭い世界といったのは一概に悪と決めつけているものではないと認識してもらいたい。

そもそもSNSにより一層狭く濃密な世界ができたのは自明である。よって狭い世界に住む者が世間を気にし、外出自粛を実行することにより、その人の住む狭い世界に影響を与えられるのではないか。インスタグラムのハッシュタグである「#おうち時間_stay home」はそうした影響力があることをインスタグラム運営が認識していることとつながる。

この外出自粛の今、友達とかかわりが少なくなることで自身との対話が増え、周りの人のやっていることではなく、自分が本当にやりたいこと、興味があることが見えてくるのではないか。

ps:私はプログラミングを始めることにした。
  娯楽というのは何か有用なやるべきことをサボリながらやるときに
  真価を発揮すると考える。つまり逆説的に私は
  プログラミングをやらないのである笑。  

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