思い出づくりには漫才を
生まれ育った大阪を出ることになったので現在、絶賛思い出づくり中です。とはいえ、生まれ育ってしまった場所だと何をしたらいいかわからなくなって悩んでいた。
そこで彼女が「吉本でも見てきたら」とアドバイスをくれて、たしかに漫才は好きだけど、学祭とかイベントでしか漫才を見たことがなかった。
goodなアドバイスを貰ってすぐにチケットを予約し、翌日のなんばグランド花月の最終公演を見に行くことにした。平日の夜だと前日でも普通に予約できた。
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劇場は三密対策として席の間隔が開けられていたり、ドアを開けて換気をされていた。飲食は禁止でマスクは着用、前説では拍手の練習をした。僕はN列の8番で場内でも真ん中のあたり。前日にとったにも関わらず、見やすい席がとれた。
公演が始まると進行役にメッセンジャーの相原さんとガリガリガリクソンが登場した。この2人といえば、関西の深夜に放送されていたごきげんブランニュー(ごきブラ)を思い出す。
ガリクソンは過酷なロケ(釣ったブラックバスだけで1ヶ月生きるとか)をさせられて次第に精神崩壊して泣く。
そこでBUMP OF CHICKENのダイヤモンドが「何回、転んだっていいさ〜」と流れる。このロケの面白いところは精神崩壊中のガリクソンのバッグに無駄に毎回良い曲が流れるところが面白かったり。
昔から見ていた人が、目の前で進行をしているというのは不思議な感覚。
そして今日の講演はラインナップも豪華である。アインシュタイン・金属バット・令和喜多みな実・学天即・エンペラー・ビスケットブラザーズ・祇園・ギャロップ。というメンツで1組づつ感想を書いていきたいくらいだけど、割愛。
トップバッターはアインシュタイン
テレビでもお馴染みになりつつある稲ちゃんを生で見た。稲ちゃんは舞台を縦横無尽にコミカルに動きまくり、アドリブもバンバンいれていく。それに対しての河井さんのツッコミと返しがバシバシと決まる。
生の稲ちゃんは破壊力が凄まじく、あの見た目でそんな動きと喋りをされたらみんな笑ってしまう、そんなネタだった。アインシュタインは生でみた方が格段に面白さが増すコンビなんだと実感。
次に金属バットが出てきた
いつか生で見てみたいと思っていたコンビで、僕の中では今回の講演の目玉のコンビだ。
ツッコミの友保は聞いていた通り、靴の踵を踏み潰していて初期のフレディ・マーキュリーもしくは、あらゆる薬物に手を出して実刑を受けたあいみょんみたいだった。ボケの小林は予想よりも大きくて、思っていた以上に坊主。
ネタは金属バットらしいネタで僕は知らないネタだったので嬉しかった。二人の憧れの漫才師はいとしこいし師匠やティーアップさんで劇場中心に活躍されている方を目標にしているそう。
ネタ自体は尖っているけれど、劇場・漫才に特化したコンビなんだなというのが感じとれた。
あとは令和喜多みな実(元プリマ旦那)令和になったことがきっかけで、令和版、田中みな実みたいな名前に改名してしまった。最近、変な名前に改名する芸人が多い。
ピン芸人の馬と魚はトニーフランクになったし、アイロンヘッドの毛利はナポリになった、バンビーノの石山は石山タオルになった。
個人的には全部しっくりきていなし、これからも自分には馴染まなそう。(ダイアン西澤がユースケになったことにはすぐ馴染めた)
■ちょっとこのペースで書いてたらキリがないので、一番衝撃を受けたコンビについて。
観客が温まってきたこともあるかもしれないが、この日、一番会場を揺らしたコンビはエンペラーだった。
昨年のABCお笑いクランプリで優勝した実力者だったので、面白いことは知っていたが、昨日の面白さは一線を画してした。ネタについて書くと初めて見たときの衝撃が減ってしまうので控えておく。
エンペラーのネタを見たとき、これをM-1の決勝で出来たら優勝できるんだろうなと思った。同じような状態で出来れば確実に優勝する。
でも、NGKの本出番に出れる実力があるコンビだったらネタの前後とかで爆発的に受けることもあるから賞レースは難しいのだろうな。
僕が行った講演では全コンビが爆笑をかっさらっていて、僕も1時間笑いっぱなしだった。これで2000円なら安い。大阪ならではのいい思い出になったなぁと思う反面、もうすぐ出ていくことを思うとちょっと寂しい気持ちにもなった。
まだ時間はあるし、漫才は好きだからまた行くのもありかもしれない。
<おわり>
最近、普通に日記を書いてしまう
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