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書道会へ問い合わせをしてみた。

書道教室を開くのに、特別な資格は必要ない。

それは分かったのだけど。
だとしても、お金をもらって人に教える以上は適当なわけにはいかない。

そう思った私は、とりあえず準師範まで取得した書道会へ
問い合わせをしてみることにした。
教室を開くならば、やはり私が歩んできた道と同様に
書道会での段位取得が必要だと考えたからだ。

日本にはかなりの数の書道団体や書道会が存在する。
その所属元によっても規定は様々なのだろう。

私の所属する書道会は、
「準師範まで取得されていれば、教室を開くには十分です」
とのことだった。

実は、準師範を取得した大学の頃からずっと、
「師範」がないとお習字は教えられないという思い込みがあった・・・。
調べることも、誰かに聞くこともせず。ただ、勝手にそう思っていたのだ。

その事実を知った時、
「あぁ、もったいなかったなぁ。もっと早くから
書道教室を開くための準備や勉強をしておけば良かった」なんて、
悔いても仕方ないことを思って、ほんの少し後悔の念も出てきたりした。

まぁ、そんなこと思っても後悔しても時間は戻らないし。
死ぬ前に気付いて良かった!ぐらいに思い直して。

書道教室を開く準備を始めることにした。
長い間、筆を持っていなかったこともあり、書道会の勧めもあり、
とりあえず「かな」以外の部門で自分の勉強を兼ねて、段位を取得することに。

42年生きてきて、1度も考えたこともなく、鼻から無理だと思っていた
書道教室。
突然、手の届く現実になって現れた。

自分の気持ちや興味次第で、どこにそのキッカケとなる石が転がってるか
分からない。
だから、やらないよりやった方がいい。悩まないより、悩んだ方がいい。

それに気付けた今は、転職しようか悩んでいた頃より遥かに幸せだ。


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