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「冷たくて弾力のないマシュマロ」2024年3月12日の日記

・「わがまま」という名のカフェ?@アムステルダム中央駅。

日本食っぽいご飯が出てくるカフェらしい

・前日の日記↓

・早起きへのプレッシャーはいつも大きく、今日も4時台には目が覚めてしまう。起きて寝てを繰り返し、結局6時前には起床して準備を始めた。
・ユースホステルの悪いところは、あんまり早起きすると同室の人に気を遣って明かりをつけられず、暗い中で身支度をしなければならないところだ。ユースホステルを使うような人ってみんな早起きするのではという偏見があったが、どうもそういうわけではないらしい。割と遅くまで寝ている。
・アムステルダムで1泊したところは読書灯でさえ明るすぎて点けるのが憚られた。スマホのライトの方がまだ慎ましかったので、それを使って大きな音を立てないようにこそこそ準備した。

・アムステルダム中央駅には「丸の内側」と「八重洲側」がある。レンガ造りの面と現代的な造りの面があるのだ。フェリーの出ているのは八重洲側だった。

アムステルダム中央駅:丸の内側
八重洲側は撮影するの忘れた

・朝7時からすでにキオスク(というのか?)が開いていたので。少しお土産を買い足した。本当はストロープワッフルを買っていきたかったけど、個包装になっているものが全然ないし、業務スーパーにも売ってるしな、と思ってあきらめた。ここにもセルフレジがあった。

・駅から空港へ行く電車の中でカロリーメイトを2本食べる。この度のために4箱買って持参していたが、現地調達したパン等でしのげてしまったので、このとき初めて開封した。

・空港で再度荷物を整理する。歯磨きセットの歯磨き粉をジップロックに仕舞うのを忘れていた。駅で買ったチョコレートも液体にカウントされるので(溶けるから液体扱いらしい、そんなこと言ったら他の物質もみんなそうでは)預け荷物のキャリーケースに移す。

・アムステルダムからシンガポールの便で、システム障害訓練を実施します、というお知らせの紙が配られた。もらった紙に書いてあったのは英語だったが、Googleレンズを通さないと何が起きているのかわからなかった。よくそんなんで一人で海外旅行行こうと思えたよな。
・シンガポールから成田の搭乗券は通常通り機械で発行されたが、アムス→シンガポールの搭乗券は手書きで渡された。そんなに文字が綺麗なわけでもないので、ゲートが「G4」であるとわかるまでに何度も聞き返してしまった。手書きの搭乗券にはもちろんバーコードなんかあるはずもなく、1-2単語の英語とジェスチャーで検査場に通してもらう必要があった。

・手荷物検査に初めて引っ掛かった。鞄の中身を一通り漁られて、薬やらごみ袋やらひとしきり人の目に触れた後、「問題なし」と解放された。結局何が悪くて引っ掛かったのかは分からずじまいである。何個かに1個は必ず引っ掛かるみたいな仕様なのかもしれない。

・空港のショップではいとこのためにピンバッジを購入した。朝起きてからカロリーメイトしか食べていないので軽い空腹を感じていたが、何せサンドイッチさえもばか高い。€7とか€8とかだから、1000円以上する。仕方なく、せめて飲み物だけでも、とコーヒーの小サイズを頼んだら本当に小さいカップで出てきた。2袋目のカロリーメイトを食べながら日記を書いて搭乗時間を待っていた。

本当に小さいカップ
(私の手も小さいのでサイズ感よくわからないな)

・はっきりとしたアナウンスのないまま、搭乗ゲートの掲示板に「Gate Closing」の赤文字が表示される。それと同時に周りの人が動いた気がしたので、私もそれに倣った。飛行機は出発予定時刻より15分以上早く動き出した。

・飛行機ではまずスナック(往路と同じ豆菓子)とともに白ワインを飲み、昼食とともに赤ワインをいただく。

豆菓子と白ワイン

・本当は2杯目はハイネケンを飲みたかったのだが、来たワゴンにあるかどうかわからずワインにしてしまった。後席の人がハイネケンを頼んでいて悔しかった。しかし昼食にはオランダ製のゴーダチーズがついていて、赤ワインと一緒に食べられたのは幸運だった。昼食のメインのカレーもハーブの香りが効いて美味しかったが、割と遠慮なく辛かった。デザートのアイスは乳製品という感じの全くない、冷たくて弾力のないマシュマロのような食べ物だった。

昼食:遠慮なく辛いカレー
オランダ発の機内で食べるオランダ製ゴーダチーズ!
冷たくて弾力のないマシュマロ
ビエネッタを製造しているのがオランダの会社であることを後から知った


・往路で斜め前の席の人が「タイタニック」を観ているのがずっと目に入っていたので、自分でもジャックが捕まる前あたりのところまで観た。捕まるということがわかっていると、その先をもう全然観る気にならない。嫌だ。

・昼食後に眠剤を飲んで軽くうたた寝したが、熟睡とはいかない。どくとるマンボウ青春期を読んだり、日記の下書きを書いたりして過ごした。


・昼が来て、夜が来る前に朝が来る。昼食の後に朝食を食べた。ヨーグルトを食べていたら、まだフルーツに手を付けていないのにお盆を下げられてしまって悲しかった。

朝食:たしかメニュー上のメインはソーセージだったと思う

・昼食後あたりから突如としてアレルギー性鼻炎のような症状に苦しめられた。ポケットティッシュは3袋あれば十分だろうと思って、残りは預け荷物の中に入れてしまった。トイレに備え付けてあるティッシュを10枚ほどくすねてきたが、これは私の持参した水に流せるティッシュ(セリア)よりもよっぽど固い。すぐ鼻がぼろぼろになる。
・このフライトが終わったら、いつのまにか次の日が始まっている。朝6時前にはシンガポールに着く。3月13日はひどく長い一日だ。

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