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第3回ここあじインタビューの感想🍀

12月19日(月)21:00に行ったTwitterスペースの対談を終えて、しゅんたろうが感じたことを書き起こしていきます。

第3回のスペース配信を聞きたい方は、こちらのスレッドをご確認ください😌(リプ欄に話した概要も残しています。)

対談ゲスト:だいちさんについて

しゅんたろうの大学時代の部活の後輩です。だいちさんは工業高校から3年次編入で入部してきたので、年齢的には1つ先輩ですが、部活では1つ後輩という感じです。昔から面白いやつでした(笑)

しゅんたろうは「児童文化部」という子どもと遊ぶ部活で4年間活動していました。主に岡山市内の子ども会から依頼を受けて、人形劇・影絵劇・絵本・集団遊びなど小学生向けの公演をしていました。

これが中々に体育会系で、公演を大小含めて年間30件くらいやっていたので、ほぼ毎週末に公演してるような状況。中には、5大学合同の地域イベントや、4泊5日の小学5年生向けキャンプなどもありました。当時は夜10時まで劇の練習。公演のリハーサルや公演後は、反省会で日付を跨ぐこともありました。活動時間以外で備品制作などの残業をしてたので、ブラック企業並みの労働でしたね。でも子どもたちに楽しい時間を過ごしてもらうために、とことん考えて時間と労力を費やした経験は、楽しかったし、今でも貴重な糧となっています。

対談の感想:幸せって、もっと穏やかで持続可能なもの

『幸せは"自分の外"にはありません。"自分の中"にこそあるのです。その存在に気付き、感じることが大切なのです。』
だいちさんと対談をして、そのことをとても感じました。

・娘の成長を日々感じて、一緒に過ごすことができる。
・家族で食卓を囲んで、美味しいご飯が食べられる。
・お米や黒豆を育てる過程で、自分なりに試行錯誤を楽しめる。

メーカーの設計・営業に10年間勤務して体調を崩したあと、半農半主夫の道を選ぶまでには色んな迷いや葛藤もあったのだと思います。しかし上述のような暮らしを自ら選択した先には、持続可能な本来の幸せのヒントが沢山詰まっているように感じました。

1、 お金の有無は、幸せには無関係

だいちさんのお話の中で「子どもの頃、野菜はスーパーに買いに行くのではなく、おじいちゃんに言われて、裏の畑に取りに行ってた」という話がありました。昔からあった里山の自給自足の暮らし。そこには、都会のようなきらびやかな生活はないですが、穏やかで持続可能な幸せがありました。

今は「お金がないと将来が不安」という病に冒されていますが、昔は農業さえやっていれば、少なくとも食べるのには困らなかったのです。そして、家族や地域コミュニティなど、人との繋がりもありました。

「お金さえあれば、だいたいのものは手に入る?」いえいえ、物欲の先には虚しさしか残りません。本当に自分の心を満たしてくれるのは、人からの信頼や感謝であり、自分が頑張った結果が報われるという達成感なのです。そして、それはお金では手に入りません。

2、いまの暮らしは持続可能か

現代の日本人は働きすぎです。もっと手を抜いていい。でないと、簡単に心を病んでしまいます。

私自身も会社員勤めで、土日勤務や日付が変わるほどまでの残業をする中で、「この働き方は持続可能なのか?」「いつまでこの働き方を続けるんだろう?」と、よく感じていました。

心の健康に必要なのは、「自発性」と「納得感」だと思います。本当はやりたくないけど、やらないと上司に怒られる、会社クビになる、まともな生活ができなくなる、親や友達に色々言われそうetc…。これは受け身の状態であり、心の中で本当は納得してないけど、しかたないからやる。という状態ですよね。これが積もり積もって、心の健康を害することになるのです。

「いまの暮らしが持続可能ではない」と感じたら、自分が心からやりたいことはなんなのか、理想の状態をイメージしましょう。言語化や可視化できるとなお良いです。そして、いまの暮らしを耐え忍んだ先に、理想の状態がないなら、環境を変えることを検討すべきだと思います。

いまは多様な働き方。多様な価値観がありますから、一度外の世界に触れてみると、意外と景色が広がるかもしれませんよ。

3、いまある幸せにどれだけ気付いているか

人間の欲には際限がありません。「もっと○○したい!」とか「あの人と比べたら、自分は恵まれていない!」とか思いがちです。でも、自分の立っている場所に対して、その有り難みを十分認識できているかが、幸せと不幸を分ける鍵だと考えています。だって、人と比べて、自分の不足ばかりを嘆いていたら、その人は一生不幸なままですから。

親に生んでもらえた。大人になるまで育ててもらえた。友達やコミュニティの先輩・後輩との出逢いや別れ、自分の価値観を揺るがす大きな出来事などから、今の自分が成り立っている訳です。「いまのままでも十分幸せ。いつもありがとう。」という気持ちの上で社会と関わると、その人には信頼や感謝がたくさん集まってきます。逆に「もっともっと、自分が自分が」と考えていると、人は離れていってしまうでしょう。

日常的な幸せを充分認識して、その土台の上にさらなる幸せを積み上げていくことが大切だと、しゅんたろうは考えています🍀

自分なりの"穏やかで持続可能な幸せ"に向かって、試行錯誤してみよう

色々と書きましたが、だいちさんの「半農半主夫」という選択を、私は心から素晴らしいと感じてますし、応援したいと考えています。

「忙」という漢字は「心を亡くす」と書きます。忙しい毎日に追われて、心が死んだ状態で働き続けていても、それは「自分を生きている人生」とは言えません。

失敗を恐れて何もチャレンジしないより、たくさん失敗もしたけど自分の人生を生きた!って言える方が、なんだかかっこよくないですか?(笑)

私自身もそんな「自分の人生」を歩めるように頑張りたいな。そう思わせてくれた対談でした。

P.S. だいちさんからその後連絡がありました。「良いアウトプットの場にもなり、とても楽しかったです。定期的にオファーください。いつか『好きなマンガを熱く語る』をやってみたいです。5時間は語れます…笑」と言われましたが、尺に収まらないという理由で却下しました(笑)

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