コトバ…「意味」の世界と「記号」の世界

コトバには、「意味」の世界と「記号」の世界の2種類がある。

私の大好きな批評家、若松英輔さんの著書にある話。

14歳の教室
どう読みどう生きるか

たとえば、「そうだね」という相槌ひとつでも、記号の世界で捉えても、物事の本質は見えてこない。

文字の世界、チャットの世界は、非同期で用件を伝えるのには便利だが、

その人が発する言葉のぬくもり、温度感を伝えるのには適していない。

人間は、表情・仕草・声色など、すべての身体を使って、非言語メッセージも含めて、やり取りをしている。

表面上だけの言葉の意味を汲み取って、憤慨するのではなく、その単語を発するに至った、その人の想いや背景を汲み取ることで、本当の意味での心と心のコミュニケーションが取れると思う。

大切にしていきたいね。

ではまた!

しゅんたろう

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