目指せ!「医療的ケア児支援法」の成立!! 〜未来を担う子どもたちのために〜

はじめに

「医療的ケア児」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

それは、「生活に医療的な処置を必要とする子ども」のこと。

そんな「医療的ケア児」を支援する法律を作ろうと動き出しているのだとか。


それについて私の考えをまとめたいと思う。

医療的ケアとは?

一口に「医療的ケア」と言ってもいろいろなケアがある。
ここではその1例を説明する。

【吸引】

鼻水やたんを自力で出すことが難しいために呼吸が苦しくなってしまわないように、鼻や口から管を通して機械で吸引するケア。
私たちでいう「鼻をかむ」のと同じこと。

【経鼻経管栄養・胃ろう】

これは、口から食事や水分を摂ることが難しいときに行うケアで、「経鼻経管栄養」は鼻から胃へ、「胃ろう」は直接胃に穴を開け、管を通して食事やお薬を注入するというもの。

【人口呼吸器】

自分でうまく呼吸ができないときに呼吸をサポートしてくれる機械で、おうちで使っている人もいる。
病院で使われる機械は大きくて物々しい感じのイメージだけど、おうちで使われる機械はコンパクトで持ち運びやすい物がある。

【導尿】

自分で排泄ができない場合に尿道へ管を入れて排泄をお手伝いするケア。

医療的ケアは生活の一部

そもそも「医療的ケア」という言葉は、医師や看護師が行う医療行為と区別して、家族や支援者が行う医療的な処置について言い、教育・福祉分野で生まれたという経緯がある。

だから、「医療的ケア」は「医療」と言っているけど生活の一部なのだ。
何も特別な事じゃない。
むしろそのケアがなければ、呼吸が苦しくなったり、うまく排泄できなかったり、栄養を摂れなかったり…
生死に関わる場合だってあり得るのだ。
だから特別じゃない。

医療的ケア児支援法

冒頭のツイートに添付された資料が画像だったので、肝心な内容は把握できていなかったのだけど、こちらのnoteで内容を把握することができた。
私が考えていた案と同じだということがわかった!


錦織央子さん、ありがとう!
既存の法律とは別に、こうして医療的ケアの必要な子どもたちの支援に特化した法律ができることはとても嬉しいこと。

現状では、医療的ケアを理由に学校への通学や事業所の利用を断られることがあるのだと。
断られる理由としては、主にケアを行う職員がいないことだと聞く。

今しかない子どもたちにとっては大切な時期を、いろんな経験ができないままに過ぎていくのはとっても残念なこと。
この法律が成立することで、そうした現状が少しでも変わればと考える。

参考


私にできる事があれば、協力していこうと思う。

いただいたサポートは、私がリラックスして楽しく暮らしていけるようなアイテムの購入費用として大切に使います。内容はnoteで報告します。いつも、本当にありがとうございます。