シャッターボタンが押され切り取られた世界の一瞬。 部屋に飾られることもなく、PCやスマホのストレージを圧迫し続けそのままハードディスクへと放られる写真たち。 日の目をみるのもせいぜいSNSに上げられる瞬間くらい。 しかしこの世界の写真の99.999%はそんなもん。 ハードディスクに放られる写真が普通の人生だったとしたら、撮影後イマイチな写真としてスマホ内のアルバムに入れられることもなく削除されるのが最底辺? 最高位はブロードウェイにでかでかと飾られる写真? それとも篠
最近数年ぶりにジブリ熱がジワジワと湧いてきている。 きっかけは個人の仕事でイラストを描いた際に、Procreate(iPadのイラストアプリ)用の水彩ブラシを手に入れたこと。 iPadで油彩は描いたことがあったが、水彩はアナログとの乖離が激しく手を出せずにいた。 しかし依頼を請け負った時に久しぶりにブラシを販売しているサイトを拝見すると、有料であればイイ感じのブラシが数個あったので1点購入してみたのだ。 するとどうだろう!水彩の淡い感じや滲み感の再現度がなかなかあるで
一人飲み? 独り飲み? どっちでもいいか。 先日初めて一人で飲みに行くことになった。 もともと友達と2人で行く予定だったけど、友達の会社の先輩が体調を崩してしまって、急遽休出しなくてはいけなくなり、結局ひとりで行くことになった。行くお店は町屋あかりや。あかりやは以前東京の荒川区町屋で営まれていた居酒屋で、その時の常連さんには「深夜食堂」の作者、安部夜郎さんがいた。7年前に福岡に移転してきたそうだ。 今日が私の3度目の訪問。1度目は友人らと、2度目は当時想いを寄せていた子
2024年3月11日。 あの日から13年。 13歳だったわたしは地元長崎の中学校でサッカーの練習をしていた。 たぶん卒業式の練習をして午後からは休みだったのかな。 一通り練習して監督の集合の合図でみんなが集まった。 そこでは練習メニューに対して色々言われるのだが、その日は本題に入る前に監督からニュースの報告があった。 「東北の方ですごい地震があったらしかぞ〜」 正直「へー」でしかなかった。 まわりもみんな同じリアクションだったと思う。 ニュースに関してはその一言だけ
これは 2年前、まだ私が職場に復帰する前の話。 いつものように大濠公園を散歩し、ベンチに腰を下ろして行き交うボートを眺めていた。 市内屈指の散歩スポットである大濠公園。 ペットも例外なく、たくさんのわんちゃんが尻尾を振りながら歩いている。 座って10分くらいだったかな。 右から1人と1匹 左から1人と2匹 歩いてきた。 ベンチに座った状態だと、散歩道は背後にあるので誰が歩いているかは視界に捉えられず、音だけで判断するしかない。 すれ違うかと思いきや 「こんにちは〜
1年に1度、出身大学へ足を運んでいる。 毎年2月後半かな? 向かう目的は卒展を見ること。 総合大学の芸術学部だから東京の美大に比べたらもちろんレベルは違うが、それでも観ていて楽しい。 自分が在籍していた頃と教授は変わっていたけど、やっていることは変わっていなかった。たぶん。 総合大学だけあって在籍人数は多いのであまりじっくり観れなかったのが惜しい。 重点的に観たのはグラフィックデザインと写真。 グラフィックの方は1名だけ作業量や制作物の完成度がズバ抜けていた。 爬
散歩が好き。 以前にも書いたが、金曜日は会社から歩いて帰っている。 1時間ほどかかるがそれでは飽き足らず、休日もよく歩いている。 だが休日の散歩も大体夜。 夜が大好きという訳ではなく、朝活で散歩したいがなかなか起きれないのだ。 クリエイターと呼ばれる人間には夜型人間が多いらしいが、私もそのせいで起きれないのだろうか? それともただの堕落か。 まぁ後者だろうな。 最近はクリエイティブな仕事もしていないし。 怠け癖あるし。 今もシンクにある洗い物を横目に綴っている
先週末、福岡にある相島を訪れた。 福岡市の右上あたりにある島。 相島は猫が多く生息することで知られている。 とても楽しみ。 新宮の港からフェリーで向かう。 まわりを見渡すと、日本人観光客と外国人観光客が8割で、あとは現地の方と釣り人のおじさんたち。 お腹がすいていたので、港に着いてすぐカレーウインナーサンドとおしるこを食べた。白玉が大きくて口角が上がった。 予定よりも遅れて到着し、島での滞在時間は短く、帰りのフェリーまでわずか2時間しかなかったが、猫好きの私にとっては満
毎週金曜日、会社から歩いて帰ることにしている。 賑やかな人混みが行き交う中洲や天神を、カメラを携えて好きな音楽を聴きながら帰る。 1軒目での飲み会が終わり、これから2軒目に向かうであろうサラリーマンたち。 屋台で知らない人と和気藹々と盛り上がる人たち。 店先で気怠そうに誘ってくるガールズバーの女の子たち。 彼らを横目に、一切寄り道せず淡々と家路を目指して歩く。 毎週ほぼ変わらない景色だが、これが毎週金曜日の楽しみだ。
今年、4年ぶりに年賀状を贈った。 毎年贈りたい気持ちはあるけれど、年末は仕事が忙しくて休日も働くことが多く、なかなか時間を作れなかった。 しかし、そんなことを言っていたらこの先も何かしら理由をつけて贈らないであろうと思い、今年こそは何としても送ると決心した。(重っ) 以前の記事にも書いた通り、私は絵を描くことが好きなので、絵を使って干支を表現しようと思った。 最初にいくつかのラフを描いたが、自分ではどれも気に入ったので、InstagramやTwitter(頑な)で意見を求
1週間ほど前、突然エアコンが作動しなくなった。 その日の最低気温は1度と、今季でも上位に入るほど極寒DAY。 某ツルツル頭芸人のセリフを叫ぼうとしたが、虚しくなるだけなのでやめた。 とにかく今は管理会社に連絡だ!と、引っ越した時にもらった書類に目を通したが、途中で面倒臭くなって寝てしまった。 翌日の朝、寝室の室温は7度だった。 ラッキーセブンだ!と一瞬ニヤけたが、寒すぎて即真顔。 修理をしなきゃだが、それまで凌ぎ切れそうになかったのでAmazonにて石油ストーブを購入し
年始に帰省した時、福岡に戻る途中で古家具屋さんに寄り道をした。 二階建ての木造で、東洋と西洋が融合した様な造りの混沌とした空間。 今回の目当ては卓上ランプ。 1年ほど前にランプを手放して、それからはペンダントライトのみでテーブルライフを送っているのだ。(テーブルライフって何) しかしピンとくるものが無く、他に良いモノがないか建物内を物色して回った。 陶器、カメラ、棚、絵画、人形、着物などあらゆる古い物が置かれているのだが、その中でも春画や分娩台(いつのだ…)、石膏像
福岡県は博多に「マノマ」というカレー屋さんがある。 マノマはヴィーガンカレーのお店。 今日はカボチャのカレーだった。 会社から近いということもあり、 今まで4回ほど訪れているが、 前回は何カレーだったかな。 食後のチャイがアッツアツだったから冷めるまで空間の至るところに置かれてる工藝品を眺める。 世界各地に旅行に行って収集しているらしい。 美味しいし楽しいよ、マノマ。 使用機材・ソフト Camera body:Nikon Z7 Camera lens:NIKKOR
あけましておめでとうございます。 今年はコンスタントに投稿を続けられるよう頑張ります。 別に頑張ることではないのだけれども。。 さて、今日は先日帰省した時に5年ぶりに実家近くの山へ登ったので、その時の撮った写真を載せようと思います。 ちなみに帰省は年明け後の2日にしました。親戚の集まりが2日だったので。 年越しは大学時代の友人たちと過ごし、朝は近くの神社に初詣に行き解散後はひとりで元日朝の天神周辺を散策して帰りました。 その時の写真も少し載せますね。 ここからが登山の時
福岡では滅多に雪が降らない 降ったとしても笑っちゃうくらい積もらない(本当は真顔) 5cm以上積もったのはおそらく5,6年前が最期だ そんな中、昨日福岡では大雪警報が発令されていた これはチャンス!! 新しいカメラ迎えた直後ということもあり、鼻の穴を広げながらカメラを鞄に忍ばせて出勤した しかしやはり積もることはなかった ちくしょー!鼻の穴広げ損じゃないか! とはいえ、福岡では雪が降るだけでも非日常な風景を味わえるので、首からカメラをぶら下げて散歩へ出かけた
いつもより少し早く目覚めた朝。 メガネに手を伸ばし、 夜が明け始めた外界をカーテンの隙間から望む。 寒い、二度寝しよう いや、撮るか しかし暗いな でも電気はつけたくないな キャンドルに照らせれるグラス 植物たちもまだ寝ている様だ パシャ パシャ パシャ もうこんな時間 準備しなくちゃ という朝でした。 使用機材・ソフト Camera body:Nikon Z7 Camera lens:NIKKOR Z 50mm f1.8 s Edit:Capt