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受験体験記

こういう体験記って、熱いメッセージを書くイメージがある。
でもごめん。私の体験記は、本当にただの体験記だ。体験記未満かもしれない。

中学は地元の学校。
高校は大学付属。
大学は試験付きエレベーター。

受験期は全部、しんどかった記憶しかない。
高校受験は試験が全部終わった後家でギャン泣きしたし、大学受験も内部試験とはいえ面接官の前で泣きながら話していた。思えば、泣きやすくなったのはここから始まった気がする。
でもきっと、私のこの「しんどかった」は「大げさだ」と思われるかもしれない。
高校は合格したところ含めて2校しか見ていない。しかも内1校は、試験すら受けていない。受験の前に合格を打ってもらえたから。それが私の出身校。
大学も、受けたのは1つの学部のみ。ここで落ちていたら、今頃私はどうなっていたのか。

受験体験記を覗くと、私にはその人が輝いて見える。
同時に、私は生ぬるい環境で生きてきたんだな、と思わされる。
もし、私もこの人みたいにこれだけたくさんの努力をしていたら、今頃どうなっていたんだろう。もしかしたら、今は手放してしまった夢を叶えたりしたんだろうか。

たらればだ。
でも、ずーっとそんなことを考えてしまう。

こんなことを考えるから、今いる私は、あの時できなかった、やれなかったことを取り戻そうと動いているのかもしれない。

#受験体験記

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