適応能力の高いものが生き残る
昨日Netflixで「私たちの地球の生命」という映像を観ました。めちゃくちゃすごかった。
スピルバーグ監督総指揮の元、圧倒的な映像の美しさとCGでつくり出す生き物たちの再現性の高さ。恐竜もまるで、リアルに撮影しているのではないか?と勘違いしてしまうほどの映像だった。
そして映像の美しさも去ることながら、内容にも心を掴まれてしまった。
ひとつ衝撃だったのが、40億年という地球の歴史の中で、地球に誕生した生命の約99%は絶滅しており、現代に生きるすべての生き物はその残り1%なのだという。
そう思うと、ぼくたちが生きていること自体が奇跡に思えてくる。
地球に生命が誕生して、いわゆる食物連鎖というものが始まり、生き残る生物にはある条件があったという。
それは「適応能力の高いものだけが生き残ること」だった。
つまり、環境がどんな状況に変わろうとも、危険な生物が周りにいようとも、その中でいかにその環境や状況に適応できるのかが、とても重要だった。
蝶の幼虫は葉っぱを食べて育っていく。葉っぱは食べ尽くされまいと、葉に毒を生み出し食べられないように変化する。今度は幼虫の方が毒があっても食べられる体へと進化していく。葉っぱは蜜を溜め込み、アリがやってくるように仕向ける。アリは幼虫にとって天敵なのだ。
こんなふうに、最もその環境に適応していくものが生き残ってきた。ぼくたちにも考えさせられることがたくさんあると感じたのです。
この十数年の間に、インターネットが発達し、コロナが流行し、地球が様々な変化を遂げてきた。その中でもその時代、環境、状況に適応し続けているものが生きやすい豊かさを得ている。
それはつまり、変化し続けることなのかもしれない。常に時代や状況を理解して、成長を続けている。そうやって今の自分よりも、さらに変化しようと動き続けるものこそが、最も適応能力の高い生命なのかもしれません。
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