自分の人生を劇的に変えたある１つの決断とは

会社を辞めた。でも何をやっていくのかも、何を売っていくのかもわからないまま、とにかく起業するんだと会社という組織の中から飛び出した。

起業するには知識や情報が必要だと、そこからセミナーや交流会にとにかく行けるだけ参加した。

そんな「行動しているつもり」だったぼくのスケジュールは真っ黒。


だけど３、４ヶ月経って気づいたのは、人生が１ミリも変わっていなかったことだった。
当然１円も稼げていない。

何もない自分には「ビジネスは出来ないんだよ」というレッテルを貼られた気分だった。


そんなある時、交流会に参加してみて気づくことがあった。そういえば、主催者の人って、どこに参加しに行っても、必ず自分で何かしらの事業をされている人ばかりだった。

そんな人が開いている会に参加しているぼくはただ、ビジネスが”やりたい人”だった。

主催者と自分との間に、大きな差という溝を感じた。この差を埋めなければ自分は人生が変わらないのだと、直感的にわかってしまった。

その差の正体は何なんだろうか？


必死に考えていると、ある１つの結論にたどり着いた。「アウトプットしている側かインプットしている側か」この差だった。これは教えている側か教わっている側と表現してもいい。ビジネスをやっている側かビジネスをやりたい側と言ってもいい。

とにかく、自分が人生を、今の現状を、変えられていない原因がはっきりと見えた気がした。

その日の夜に家に帰り、ノートに自分が今やっているインプットの行動をすべて紙に書き出してみた。そして、その日に決断した。

「このインプットしていることをすべてアウトプットに変えよう」と。

ブログを書きはじめ、メルマガを配信しはじめ、セミナーを開きはじめ、ビジネスを教えはじめた。その他にもインプットだと思ったことは自分の中ですべてアウトプットに変えていった。唯一、本の出版だけは出来なかったが、それ以外はすべてアウトプットをはじめたのだ。


これが人生を劇的に変えた、自分の大きな決断である。

だからこそ、アウトプットに今もなお価値を置き、自分の肩書にまで入れてしまうほど、アウトプットする価値を今でも伝え続けているのだ。

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