起業とは、言語化するということ。
「なんで太るのって簡単にできてしまうんだろうね?」
夫婦の会話は、そんなひと言からはじまった。
答えはきっと、欲望のままに食べられるからである。(あくまでもぼくたち夫婦にとってはの話だが)
反対に痩せるためには、欲望を断たなければならない。だから難しいんだ、という結論に至った。
難しいといえば、ぼくのメルマガの読者さんの中には、起業の課題に直面している人は多いと思う。
実際、どの相談もすべては起業の相談でありながら、じつは「言語化の問題」であることが、ほとんどなのだ。
なぜなら「起業とは、言語化するということ」だから。これはぜひ覚えておいてほしい。
起業においてどの局面、どの場面、どの課題であったとしても、それらはすべて言語化の問題であることがほとんどなのである。
どんな価値を提供していけばいいのか?
どうやって集客していけばいいのか?
どうやったら今の商品が売れるようになるのか?
どんなふうに発信をしていけばいいのか?
それぞれ悩まれているお題はちがっても、結局のところはその人の頭の中にあることを言語化することが求められている。
それが苦手、もしくは重要だとは思っていないことで「思い通りにいかない」という悩みが生まれているのである。
価値は言葉でしか届けられない。
その届ける言葉を考えることが、言語化である。
つまり、ビジネスをつくるとは、言葉をつくるということなのだ。そして「言葉をつくる」というのは、キャッチーな言葉を考えることではない。
「何を言うのか」をあなたの頭の中から言語化し、それを「どう言うのか」考えてお客さんに届けていく。これが起業の原理原則である。
この言語化作業を誰よりも真剣に向き合って、しっかりと言葉で表現できれば起業はうまくいく。
ここを苦手だからと、そもそもしっかりと取り組まなければ起業はうまくいかない。
個人起業はすごくシンプルな世界であると、ぜひ理解してもらいたい。
ぼくは能力も資格も実績も関係なく、この言語化と真剣に向き合うことで結果が出せる起業の世界に、とても魅力を感じている。
どんなに上には上がいても、しっかりと自分の言葉を世の中に届けられることができれば、実力も経験年数も関係ない。
誰にでも可能性があるのが、起業の世界なのである。
この文章をここまで見てくれているあなたには、能力や実力や資格や経験値での勝負から、一刻も早く降りてほしいのだ。
その土俵にはライバルがたくさんいる。この先もずっと競い合うことが求められることになる。
少なくともぼくはそんな土俵で、ずっと戦って生きていくのはごめんだ。
言葉にこだわれば、その土俵から簡単に降りられる。自分が届けたい価値を、それを必要としている人にだけ届けて、その人たちとだけで誰とも競い合うことなく生きていくことができる。
それが「起業=言語化」の世界だ。
ところで今日の夫婦の会話の答えとして、ひとつだけ間違いがあった。
太ることが簡単なのではなく、太る選択や行動をしているから太るということだ。反対に痩せる選択と行動をすれば、痩せることは簡単なのである。
起業の本質もこれと全く同じ。
うまくいかないのは、うまくいかない選択と行動をし続けているから。つまり、起業できる選択と行動をすれば、起業は簡単と言い切れる。
これが今日の結論である。参考になれば嬉しい。
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