【どう生き抜く?】起業はつねに「足りないもの」だらけ
もし、大谷翔平選手が、野球とサッカーのどちらでも、プロとして活躍する意味での二刀流選手なら、どちらもプロとしてやっていけてるでしょうか?
答えは、ノーです。(彼ならやってのけるかもしれないけど。笑)
ノーの理由は、野球とサッカーでは、鍛えるところも、考えることも、ルールも全くちがうからです。
さて、経営学の言葉で「選択と集中」という言葉があります。
例えて説明するならば、あなたが、中学の部活動で、野球もサッカーも、バスケも水泳も卓球も同時にやっていて、どれか一つでも努力して、プロのスポーツ選手になれたらいいや!
なんていうことを目指しても、やっぱりプロにはなれませんよね?
プロになる人は、小学生はリトルリーグで中学は野球部で、高校も野球部で、それだけ野球一筋で、ずっと腕を磨いていくからこそ、それでやっとプロ野球選手になれるかどうかの世界です。
きっとこの説明だと、ほとんどの人が、そんなこと当たり前に感じると思うのです。
では、あなたに質問です。
この話をビジネスに置き換えたとき、一体どれだけの人が、「〇〇一筋」で腕を磨き続けているでしょうか?
「あれもいいなぁ」
「これも捨てがたいなぁ」
「このお客さんも対象だなぁ」
「こんなお客さんにも来てほしいなぁ」
みんな欲張り屋さんだらけです。
商品ひとつとってもそうです。あれもこれも商品として売ろうとしている。みんな増やしすぎです。
みんな、リソース(経営資源)は限られています。
つまり、どれも足りないんです。
ビジネスって、足りないことだらけです。
だからこそ今、何をすれば成果につながるのか?
これを自分に問いかけて、しっかりとひとつのことに集中してください。
「選択」するのです。
「決断」するのです。
「選択」することによって、足りないものを、足りるようにすることができます。
何かをやると選ぶということは、同時にやらないことを選ぶということ。
だからこそ、個人のビジネスでも結果が出せます。
あなたは、まんべんなく全部の平均点を狙うのか、それとも何かを捨てて、どこかひとつを満点にするのか?
きっと、あなたのお客さんは、そんな満点の部分を求めています。
ぼくたちは、お客さんにしっかりと貢献できるように、「選択と集中」は常に意識していきましょうね。
ありがとうございます✨いただいたサポートは今後の活動費にあてていきます!