ONE PIECE 宴はやめだ!!
こんにちは。KWです。
ONEPIECEをご存知の方も多いと思いますが、今日は漫画ONEPIECEの話を少ししたいと思います!! ドンッ
※トプ画は私が高校1年生の頃に描いた絵です。
ドレスローザ編の前なので、時代を感じます。
日本を含む世界でコロナ終息への道はまだまだ開かれておらず、大変な時期ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
先日、社会人生活スタート延期の話をしましたが、さらに延期となってしまい、ゴールデンウィーク明けから社会人スタートとなりました。
私は完全に外出自粛をしており、食料品の買い出し以外、外に出ることはなく、家で暇な時間を過ごしております。私は運良く家にいることができますが、どうしても外に出なくてはならない方々にとっては人との接触に関する問題と向き合うのはかなり大変なことだろうと思います。通勤されていらっしゃる皆さんはどうかお気をつけください。
というわけで、私は家でダラダラと過ごす時間が以前に比べて増えたということで、久しぶりに漫画でも読もうと思い、家にある漫画を漁っていました。
※ 私は絵が描くことが趣味で、中学生の頃は漫画家を目指していました。挫折しましたが笑笑 家に600冊くらいの漫画があると思います。
王道ですが、ONEPIECEを読み返すことにしました。その段階では、75巻までしか持っていませんでした。大学2年生の時、週刊少年ジャンプを読むのをやめてしまって以来、ONE PIECE離れをしておりました。しかし、各所で「ワノ国編」がアツイと言うことを聞いていたので、思い切って、96巻まで買うことにしました。
「いや〜やっぱり面白いなONE PIECE!」という感想以外特にいい表現が見つかりませんが、中学、高校時代のいい思い出が蘇りました。
ONE PIECEはもちろん、少年漫画ということがあり、週刊少年ジャンプの三大思想「友情・努力・勝利」が素晴らしい形で描かれています。
しかし、ONE PIECEの魅力はそれだけではなく、現代社会への訴えにあると私は思っています。
長くなってしまうので、細かいことは割愛しますが、ONE PIECEの主人公ルフィの船であるサニー号に乗る麦わらの一味は人種、性別関係なく仲良く協力し合って冒険をしています。現代社会の中で多様性が重視されていますが、作者の尾田栄一郎さんはそのことを20年以上前から考えて、創作活動されていたと思うと、本当に凄い方なのだなと改めて思います。
※ ここからは多少ネタバレが含まれますので、読みたくない方は記事を閉じてください!
今回このような記事を書こうと思った理由は今週発売の週刊少年ジャンプに掲載されたONE PIECE 977話の「宴はやめだ」を読んだからなのです!
現在、ONE PIECEはワノ国編に入っており、ワノ国という場所を支配している、オロチ(国の将軍)とカイドウ(強い海賊)を倒し、ワノ国を国民のもとに返すことを目標としています。
簡単に言えば、国の支配者から自由を取り戻そうとしているわけです。
今週はその戦いがいよいよ始まるということで、敵の本拠地に乗り込もうとするシーンなのですが、ここでの主人公ルフィの一連の行動が日本国民へのエールのように捉えることができるのです!
戦いが始める前に、新たに仲間が加わることになった麦わらの一味は、みんなで仲間の加入を祝した宴をしようとするのですが、ここで主人公ルフィは「宴はやめだ」と発言します。
発言の意図は仲間が加わって喜びたいところだが、今までにない強敵(=カイドウ)を倒した後に祝う宴の方が百倍楽しいし、喜ばしいことだというものです。
これは日本の今の現状に置き換えれば、
コロナの蔓延によって辛い状況に日本国民は置かれているが、今はみんなで自粛して、大きな敵(=コロナウィルス)を倒して、終息したらみんなで壮大に楽しもう!!
というようになります。
主人公ルフィはキャラクターとしては自由奔放で、何事にも通常は我慢できないタイプです。宴も楽しくしたかったことでしょう。しかし、彼は絶対的な信念を持つ男で、筋を通すキャラクターです。彼は今回、自粛する道を選んだのです。なので、日本国民のみんなにも自粛を頑張って成し遂げ、明るい未来を切り開いて欲しいと思った尾田栄一郎さんからのメッセージなのだと私は思いました。
様々な有名人、スポーツ選手などの方々がいろいろな方法で国民に呼びかけていますが、今回ONE PIECEを読んで、漫画ならではの呼びかけの方法も存在するのだなと感心しました。
漫画は日本人の文化として誇らしいものであるとともに、私たちの日常生活に大きく関わっている片鱗を垣間見た気がします。
以上になります。
※今後、漫画と文化のトピックの記事をいくつか書いていきたいと思っております。
このnoteを読んでくださりありがとうございます。皆様の感想お待ちしております。
KW
※おまけ
ONE PIECEの個人的考察を少し語ります。
光月家はONE PIECEの秘密を握る重要な家系です。おそらく、Dの一族になんらかの形で関係していると思います。
そこで、私がふと思いついたダジャレ的な考察なのですが、光月家はDの一族の右腕的存在だったのではということです。もしくは Dの一族の親族なのではという考えです。
光月は光と月に分解すると、lightとmoonになります。これを同じ発音の単語、rightに置き換えてみると、right moonになります。月の右側、つまり上弦の月の形を表すことになります。なので、D という形になり、アルファベットとして捉えることができるのでは?と考察しています。
とまあ、論理的にはガバガバな理論なので、ONE PIECEの一ファンとして、こういう展開になったら、面白いなと思う程度です笑笑