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ニートの私

私は3月をもって金融機関を退職した
精神的に追い詰められて仕事に行けなくなったからだ

正直、病んでたけど普段からそういう気持ちになることには慣れていて、それが私の性格で普通のことだと思っていた

でも、今は違う
異常だったんだ、本来の私の姿ではないのだと感じる

中学生頃から生理痛が始まり高校生、大学生になるにつれてだんだん痛さが激しくなっていった
生理痛は周りの人もよくある事だし薬を飲んで耐えていた
しかし、最終的には薬の効果はなくなり、気分が悪くなり、過呼吸になるまでになってしまい、ようやく病院に行くことにした

結果は子宮内膜症
この病気にかかる人は少なくはない
病院で処方してもらった薬を飲めば生理痛も無くなったし、今は全然気にならない

ただ、それよりも私が苦しかった事がある
結論から言えば、慢性甲状腺炎(橋本病)によって引き起こされていたものである

私は甲状腺の炎症によって甲状腺ホルモンが低下していたのだが、それによって、抑うつ状態になっていた

抑うつ状態とは⬇️

甲状腺機能低下症は血中の甲状腺機能低下により全体の代謝が低下した状態で、食欲低下、意欲・集中力の知恵か、無気力、無関心などの精神活動の知恵かといったうつ病によく似た症状を来たします。
iこころクリニック日本橋 、甲状腺とうつ、2023.4.5
https://ikokoro.net/%E7%94%B2%E7%8A%B6%E8%85%BA%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%A4/


その期間は恐らく生理痛の始まった中学生頃から退社する今まで
(生理痛もこの橋本病によって引き起こされたものと考えられる)

病気が発覚したきっかけは会社の健康診断でそこから喉に違和感を感じて病院に行くことにした
そして薬を飲み始めて1ヶ月が経とうとしていた

薬を飲むことによって甲状腺ホルモンの数値が正常値になり、今までの私でなくなったように感じた、食欲も増えて、常に何かモヤモヤすることも無く、イライラする事も減った、やりたい事に集中できるし、楽しい事だって本当に楽しいと感じれる

凄く嬉しくて涙が出た

それと同時に私の大切な学生時代を思いっきりやりたいようにやり過ごすことが出来なかった、悲しみ苦しみ辛さも出てきた

正直苦しかったずっと泣いてた
どうしたらこの気持ちを周りの人に分かってもらえるのだろうかと考えたり、自分の性格だから仕方ないかと思ったり、いつまでこんな気持ちになっているんだろうと不安が続いたり、すごく辛かった

表面上は明るくしていたつもりだったから、こんなに考えてる人とは思われないだろうし、そう思われてるのも辛かった
平気な顔してるのも辛かった

でも、こんな気持ちになってしまう原因が分かって、治るってことがわかって、私のせいじゃなかったんだって思ったら安心した

凄く長かった
お疲れ様って心の底から自分自身に言える

これからはまた1からやっていきたいと思う
もうすぐ24歳だけどまだまだできる
やっと私の思うように行動できる
暗かった未来が一気に明るくなったように思えたそして自分をもっともっと大切にしたいと思う


学生の私へ
今は辛いかもしれないけど
それは自分のせいじゃないよ
頑張って生きてたら治るよ
それまで耐えるんだ
未来は凄く明るく見えるよ
                                          ニートの私より




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