全力を出す場所
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はじめに
「全力を出そう」「ベストを尽くそう」とよく言われる。
ただ「全力を出す」と言ったときに、試合などの本番、限定的な想定する場合が多い。よく言われるように、練習で全力を出し切れなければ、本番で全力を出せるわけがない、というのもある。
全力を出すのが、本番だけではない場合に、様々な日常のシーンがあるなかで、全力は何に対して、注ぐべきなのか。
全力はフォーカスから生まれる
結論から言って、全てのことは、全力になりうる。
休むことも、食べることも、寝ることも、全力でできる。
全力とは、目的に対して、全”意識・意志”を集中しているかどうかである。
なので、全力は、単に身体的な力、精神的な力を出し切ることを、意味しない。目的次第である。
目的を設定したとき、必ず抵抗がでてくる。人からの反対意見もそうだし、一番は、「弱い自分」である。目的では無く、今の自分の状態や欲を優先してしまう自分が一番の抵抗勢力である。
そんなときに、目的にどれだけフォーカスする意志・意識を持てるか、が「全力」の定義である。
筋力トレーニングであれば、「もう、ここまででいいかな」と言うときに、もう1回、2回頑張るイメージだ。これは分かりやすい。
ただ、前述の通り、身体的に追い込むだけが全力ではない。
目的が休養なのであれば、「(置いて行かれるのが不安だから)もっと練習したい」という気持ちをおさえるのも、「全力」になる。
目の前の教科書だけに向き合う”集中”としての「全力」もあれば。鳥のように、周囲を見渡す”視野の広さを持つ”全力もある。
全力を出すというのも、様々なパターンがある。様々なパターンで意志・意識を適切にコントロールできる必要があるのだ。それは、人によって、得手不得手がある。
時と場合に応じて、いろんな種類の「全力」がある。言い方を変えれば、どんなことにも「全力」が存在するのだ。
まとめ
全てにおいて、全力がある
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