見出し画像

通勤時間が短すぎるかもと思ったこと、ありません?

最近、通勤時間が短すぎるなぁと思うことが増えた。通勤時間なんて短い方がいいに決まってるだろと、落ち着いて考えるとまぁそうなのだが、短すぎると切り替えや振り返りの時間が持ちづらいのも事実で、考えものだなぁと思う。

今は職場まで自転車で10分の世間的にはステキとされる距離感に住んでいるのだが、仕事が夜遅くまでになった日こそ、帰宅する前にワンクッション挟んで帰りたくなる。頭の中がワーワーなっているまま帰り着くと、そのまま寝るまでワーワーしてしまい、うまく寝付けないみたいなことがよくある。夜遅くまで営業しているいい感じの喫茶店が近くにないかと、何度も調べた。

いい感じの喫茶店とは、静かな雰囲気の店内で、マスターが近すぎず遠すぎない、絶妙な距離感を保ってくれるようなところ。何回か通うと口には出さないけど”分かってますよ、いつものアレですね?”と目配せしてくれるようなマスターがいるところ。文字にするとちょっとダサいな。なんだこれ。

話を戻して、思えば学生時代から通学時間はやたらと長かった。高校は自宅からバスを2本乗り継いで徒歩、計1時間半くらいかかる高校に通っていた。大学はさらに遠く、駅まで原付で出て電車を3本、そこから大学までバスに乗る。合わせて2時間とちょっと。さすがに遠すぎない?

もっと近くの学校に通えばよかった、早くに一人暮らしを始めていればよかったとは今でも思うし、当時は特に周りからたくさん言われたけど、大学時代は留学のお金を貯めたいというのもあって実家から通い続けた。

ただ、当時長い通学時間を耐えていたという感覚はあまりなくて、今となっては逆に長い通学時間で得たものも少なからずあるなと思う。本を持ち歩く癖は通学時間のおかげでついたし、得たものと言っていいかは分からないが高校時代に出会ったオードリーのオールナイトニッポンは今でも毎週楽しみに聞いている。ラジオを聴く習慣ができたり、色々なジャンルの音楽を楽しめるようになったのは、音楽を聞く暇がたくさんあったからかもしれない。ただ電車でもバスでもよく大口を開けて寝ていたので、そこで失ったものも計り知れない。でも寝ていたから知らない。

とまぁ現に、久しぶりのちょっとした移動時間にこうやってnoteを書けている。こういう時間よ!欲しいのはこういう、黙々と書くスキマの時間。何この時間?っていう時間。またちょっとnoteを書きたい欲が高まる一方で、やっぱり自分にはバァンとウケるようなコンテンツを持っているとは思えないし、性格的にもたぶん向いていない。代わりにやれることといえば日々のちまちました失敗と気づきをコツコツと書き続けることなのかもなと。


ちょっと遠くに 引っ越そうかなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?