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スメルト解禁につき、スメルト採りに行ってきました in PEI

カナダのプリンスエドワード島(※以降PEI)は雪も解け、随分と暖かくなってきました。(といってもまだ5℃とかですが、、、)

そして、この時期のPEIの風物と言えばがスメルト(Smelt)です。スメルトとはワカサギ ( スメルトをネットで検索してみると、日本のワカサギ、ワカサギ系、虹ワカサギなどと言われている様ですが、ワカサギをあまり見たことがないのでこれはワカサギ!と言い切れずにおります、、、) に似た魚で、島ではスーパーなどでよく売っている魚です。そのスメルトが、この時期産卵のために川を上がって来ます。

そして、今年は4月1日からスメルト漁 (?)が解禁になったのでスメルトキャッチに行ってきました!

PEIのスメルト漁には以下のルールが決められています。

・4月1日~6月15日まで、網漁が解禁されます。また、4月15日~9月15日
 までフィッシング業が解禁されます。                  
・一日の漁獲制限は一人60匹までです。
・卵に気をつけて、必要な分だけ採るようにしてください。
・可能であればメスよりもオスのスメルトを採る様にしてください。

誰か知っている人に連れて来てもらわないと絶対に分からない場所。。。止まっている車を見てここか?と思うも川が見当たらないので半信半疑。。。

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お昼過ぎには雨予報。その前に採らないと!

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PEI特有の赤土ロード。友人の話だと彼らが来た2年前にはこの道はなかったと。スメルトが人気になって道が出来たのかな?でもまだスメルトがこの先にいるか半信半疑。。。

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いきなり視界が開けて湖が見えてきた!美しい。。。そしてその後ろでは川の流れる音が、、、そこにはスメルトを採っているであろう人々の姿が。

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早速、川岸に行ってスメルトを取ってみる事に。ひとすくいでどっさり。凄い量。。。

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手でも簡単にキャッチ出来るらしく、素手でガシガシ採るワイルドな子供達。。。まだ川の水は冷たいよ~。

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開始10分もたたないうちに大量のスメルトをゲット。でもそんなに食べられないので、必要な分だけ頂いて他は川に返しました。もう寒いので帰ろう!滞在時間は15分。。。

帰ってから早速スメルトクッキングです。自分達で採ったスメルトだからか、子供達は率先してクッキングのお手伝い。命を頂いて人間は生きているということを学んだ一日でした。

夕食は言わずと知れたスメルトづくし、、、

献立は、
スメルトの南蛮漬け
スメルトの炊いたん with グリーンペッパー
スメルトの塩焼き

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※写真はスメルトの南蛮漬け(魚が全く見えませんが、、、)

スメルトは臭みがあり美味しくないという記事をよく見ましたが、臭みは全くなく、とても美味しく頂きました。調理前のスメルトは胡瓜やスイカの様な匂いがし、鮎を思い出しました。

また、焼いたスメルトは子持ちシシャモの様でビールのお供に最高でした。マヨポン七味で食べても良かったなぁ。。。

ありがとう。また来年!

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※ 2021/4/11


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