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〔プーケット〕プライベートビーチに9つのレストラン&バー "Phuket Marriott Resort&Spa, Merlin Beach" に泊まってみた
乾季の5スターリゾートホテルへ
今回は休暇を使って久々の海外旅行へ。アジア・太平洋地域のリゾートへ行こうということで、候補に挙がったのはバリ、セブ、プーケット、ダナン、フィジー、グアム、少し飛ぶがモルディブも。
その中から選んだのはプーケット。
理由は国としても興味があり、美味しい料理やホテルのサービスの質、あとはセブやバリ、ハワイに比べたら日本人が少ないのではという勝手な推測からプーケットに行くことにした。
実は今回の旅先は地理的に選ぶ以前に条件があった。
Marriott Bonvoyのメンバーであるためマリオットグループのホテルがある場所という条件のもと、マリオットの公式サイトで各地のホテルを比較。
プーケットにもマリオット系ホテルは複数ある。その中から選んだのはパトンビーチの南にあり、山と海に囲まれたプライベートビーチを有する "Phuket Marriott Resort&Spa, Merlin Beach" 。
〔公式サイト引用〕
プーケット・マリオット・リゾート&スパ・メルリン・ビーチで、日常から逃れるラグジュアリーなひとときをどうぞ。
当プーケット五つ星高級ホテルは、タイのトリトランビーチすぐぞばにある海辺のオアシス空間に、ご家族連れ、カップル、ご出張のお客様をお迎えいたします。エンターテイメントの中心地、パトンビーチやプーケット オールドタウンからはわずか数分です。
スイートルームと客室には、ラグジュアリーな寝具類、薄型テレビ、ミニ冷蔵庫、ミニバー、くつろぎのバスルームを完備し、プールや庭園、ビーチ、海などの眺めをお楽しみいただけます。
ご出張に便利な大型デスクや無料Wi-Fiも完備。家族旅行のひとときには、広々としたリビングエリアやアンダマン海を眺めるバルコニーを備えたスイートへのアップグレードはいかがでしょうか。
最新のジム、3つのリゾートプール、お子様向けアクティビティ、贅沢なデイスパなどもご用意しています。
スイムアップバーでは爽やかなカクテルを、新感覚のレストランでは美味しいお料理をご賞味ください。
プーケット最大級のボールルームなど、イベントプランナーの皆様に好評な約740㎡の洗練されたイベント会場もご利用いただけます。
航空券はユナイテッドのマイルで取得した特典航空券。
福岡→バンコク(スワンナプーム)→プーケットという経路で運行はすべてタイ航空(復路も同様)。エコノミー2人で8万マイル程。
さすがタイ航空、機内食がおいしかった。
往路のバンコク行きの機内では魚か豚肉。魚はグリーンカレー、豚肉はバーベキューソースとのこと。
バンコクからプーケット行きの機内では水、コーヒーとブリトーみたいなものが次々配られる。味はしっかりしながらもパサパサしている。
そんなこんなでプーケット着。
行きと帰りのリムジンサービスを予め予約しておいた。空港から出て迎えのスタッフを探す。合流後、ホテルへ直行。
車は2種類から選ぶことができ、メルセデスのCクラスかトヨタのカムリ。
もちろんカムリの方が安く、確か片道1,650THB。メルセデスは1800THBくらいだった気がする。(1THB=約3.5円)
車内は十分すぎる広さで、冷えた水とジュースが用意されている。
ちなみにリムジンサービスの予約の際、連絡先がわからないのでググって出てきたアドレスにメールしたところすぐに担当のエージェントに繋いでくれた。めちゃ仕事が早い。
Marriott Bonvoy ELITE特典でアップグレード
Marriott Bonvoy ゴールドエリートとしての宿泊だったため部屋のアップグレードがあった。
予約時には最も安い部屋のパッケージプラン(朝食込み、夕食コース1回2人分無料、スパ1回2人分無料など)を3泊計6万円で予約したが部屋は3タイプ上の部屋(素泊まりで1泊21,600円)となっていた。
各客室グレードと私が今回予約した部屋〔▷〕宿泊した部屋〔▶〕
スーペリア プールビュー ツイン
▷スーペリア プールビュー キング
デラックス プールビュー ツイン
デラックス プールビュー キング
プレミア プールビュー ダブル
プレミア プールビュー キング
ファミリープレミアルーム
バルコニー プールビュー ダブル
▶バルコニー プールビュー キング
プールテラス ダブル
プールテラス キング
プレミア プールアクセス キング
プレミア ビーチフロント ダブル
プレミア ビーチフロント キング
プレミア ビーチアクセス ダブル
プレミア ビーチアクセス キング
マーリンスイート
ホテルそのものはあまり新しくはないが、大部分はリノベーションされているようだった。この部屋もとても綺麗だったのでそうだと思う。
使われている面材や家具の質感に全く古さを感じない。
アメニティは全て "THANN(タン)" 、タイのブランドで何もかもいい香りだった。
プーケットにも1店舗だけあり、石鹸の香りに完全に惚れてしまい自宅用に買って帰ったほど。
部屋はロビーから最も近いエレベーターで4階に上がった1405号室。
プールが3つあり、それらを囲うようにして客室がある。4階建てで、4階部分には "Marriott Bonvoy ELITE FLOOR" と書いてあった。
黒いカードキーには "Marriott Bonvoy ELITE" と書かれている。
私の客室は下のマップでは⑧の左あたり。①のロビーから直結のエレベーターでアクセスでき、部屋の正面にはプールと海が臨める。控えめに言ってもかなりいい部屋に泊まらせてもらえた。ありがたい。
⑱のプールの存在には最終日に気づいた。少しだけ散策してみたが、日当たりがあまりよくなく、プールを利用している人も少なかった。
廊下も薄暗く、あまり新しく見えなかったため当初予約した部屋はこちら側だったのかもしれない。
チェックイン時にはいろいろ渡された。
とにかくリゾートホテルなので、長期滞在者を飽きさせないためのプログラムがこれでもかというほど準備されている。
ホテルに着いたのは夜。このときはプールから先に何があるのかわからなかったので朝が来るのが楽しみだった。
朝食会場を確認するついでにホテル内を散策。
ビーチまでやってくると、盛大なウェディングパーティーの最中だった。
花火が上がったり、音楽が流れていたり。
滞在中にはもう一組小さな挙式を上げていたり、打ち合わせに訪れているカップルもいた。様々なプランに対応してくれる様子。
ロビーのあたりに戻ってきた。ラウンジも兼ねている。
プラチナエリート以上がアクセスできるクローズのラウンジなどはなく、すべての人が全ての施設を利用できる。
夕食がまだだったのでプール沿いのレストランで夕食を取ることに。
朝食会場の隣でもある。
カラッと乾いて毎日安定した気候
待ちに待った朝。声を上げずにはいられないほどの眺めだった。
訪れる前に散々ホテルの写真を見ていたが、写真以上の景色が目の前に広がる。
ホテル内を散歩しながら朝食へ向かう。これは部屋の前の様子。
3つあるプールのうちの1つ。
水深は大抵が1.4m、一部は2mほどある。子供用のエリアもあった。
ビーチ側の2つのプールは噴水でつながっている。
朝9時頃になると噴水やウォータースライダーから水が出始める。
ビーチまで来た。ここも朝食会場の1つ。
デカいチェス盤。
朝食はプールサイド、ビーチサイドで
会場は2ヶ所あるが、どちらもメニューは同じ。ビーチ側の方が数は少なく、利用している人も少ない。
ただビーチ側は、海を眺めて静かに朝食を取りたい人には最高のロケーションだと思う。
私は3日間すべてプールサイドで食べていた。
たい焼きがある。中身はストロベリージャム。
地域のフルーツや野菜も豊富。
中華もたくさんある。
ヌードルコーナー。
タイラーメンや日本のラーメン、ベトナムのフォーもある。具材と麺を自由に盛ると茹でてくれる。
朝食は6時くらいから頂ける。毎朝6時半には会場に行っていた。
人が少なく、静かに余裕をもって朝食を取れるのでおすすめ。
2日目からはタイラーメンとスムージーがマストになっていた。
スムージーがうますぎるのでテイクアウトできないか聞くと、コーヒー、カプチーノ、カフェラテ、紅茶だけはテイクアウトできるとのこと。
カプチーノをもらいプールサイド、ビーチを散歩する。滞在中は朝食後のこうした散歩も定番になっていた。
とてもいい時間で、これがあるだけで健康になれる気がしたほど。
部屋に戻ってぼーっとする。
ホテル外観
ホテルにいるとあまり見る機会がないが一応外観も。
ロビー前の階段。
外の通りから。
赤い車は入ろうとしているのではなくここに停まっていた。
"何もしない時間"を買う贅沢
もちろん街に観光に行くこともできるが何のために来たのかというと何もしないため。
滞在中はほとんどの時間をホテルで過ごした。
プールサイドで寝てみたり。(もちろん入る)
ビーチで寝てみたり。(もちろん入る)
ちなみにサンゴは死骸であっても持ち帰ってはいけない。
キンキンに冷えたココナッツを飲んだり。
贅沢な時間を過ごすことができる。
街へのアクセス
街へ出たければシャトルサービスがある。プーケット最大のショッピングモール "ジャンセイロン" まで連れて行ってくれる。
時間によって無料/有料がわかれているので要チェック、要予約。
こんなかんじの車に乗りあいで、窓も扉も全開のまま山道をぶっ飛ばして走る。
まとめ
ホテルのスタッフから何度も言われた言葉がある。「我々にとって、あなたがハッピーであることが何よりも重要です。」その言葉どおり最高のロケーションに加え、最高のサービス、とにかく最高に特別な体験となった。
ホテルの中では常に何かが起こっている。翌日起きれば中の様子は変わっている。椅子やテーブルの並び方が違えばスタッフの衣装やレストランの飾りつけも違う。
常に変化し続けることで同じ場所にずっといるという気が全くしてこない。
"何もしない" という時間を買いに来た人間にとって最高の宿泊体験となることは間違いない。
リゾートホテルで迷われている方は是非一度行かれることをおすすめする。
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