Koki Kanai

デザインやビジネスがどう世界を良くしていくか、よりシンプルでサステナブルな生き方、これ…

Koki Kanai

デザインやビジネスがどう世界を良くしていくか、よりシンプルでサステナブルな生き方、これからのコミュニティのあり方、などに興味があります。 元コンサルで、いまは新規事業開発に関わる仕事をしています。

最近の記事

良い買い物をするための自分的3つの基準

以前「サステナ的ミニマリズムのススメ」の中で、すぐに捨ててしまうようなものではなく、自分が長い間大切に使いたいと思うものを慎重に選ぶため、他の人より自分の「買う」ということに対するハードルは人より5倍ぐらい高い、という話を書きました。 すごくハードルが高いといっても、あれやこれやと悩んでいる訳ではなくて、だいたい考えていることは同じだということに気づきました。具体的には、3つのポイントについて考えていることが多く、それを一つずつお話ししたいと思います。 なお、自分は(ゆる

    • サステナ的ミニマリズムのススメ

      僕はいわゆる「ミニマリスト」という人種の一人だと思っています。 とは言っても、極限までモノを持たないことを追求するというより、なるべく必要なものしか持たないようにしている、というスタンスの「ゆるいミニマリスト」に近いです。 元々、ミニマリスト的な生き方をするようになったことと、サステナビリティと言われるようなことに興味があったことは、自分の中では全く別々のことだと考えていました。 ただ、最近この両者ってすごく相性がいい考え方なのでは?と感じるようになってきました。 自

      • 幸せの値段?

        最近、普通の卵を買うのをやめました。 代わりに選んでいるのが「平飼い卵」と呼ばれるもの。 普通のスーパーでも結構卵コーナーの片隅にひっそりといたりします。 平飼い卵とは、一言でいうと小さなケージに閉じ込めず、地面で自由に動き回れるようにして育てている鶏の卵です。 ケージで飼育された時に比べ鶏も健康なため、卵の質も良いと言います。 しかし、何よりもの違いは鶏がとても狭い空間に一生閉じ込められずに済む、というところです。 日本では9割以上の鶏が上の写真のようなバタリー

        • 未来の経済はドーナツの形をしている?

          何の話をしているかと言いますと、オックスフォード大学の経済学者、ケイト・ラワースさんの提唱するドーナツ経済学のことです。 ドーナツという可愛らしいモチーフを名前に冠した新しい経済学、その考え方を紹介した”Doughnut Economics(邦題:ドーナツ経済学が世界を救う)”という本を先日読みました。 そのキャッチーな名前とは裏腹にとても奥深い考え方だと思い、感じたことをシェアします。 ドーナツ経済学とは ここでいう「ドーナツ」というのは私たちの経済が今後目指すべき

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          デジタルデバイスとの付き合い方で本当に大切なこと

          【まとめると】 スマホやPCとの付き合い方で本当に大切なのは、「明確な目的意識を持つ」ということ 「目的意識を持つ」とは、自分が今そのブラウザやアプリを使って何をしたいのかを常に言語化すること なぜ使うのかということが明確になっていれば、細かい使い方はあまり重要ではない デジタルデバイスとの付き合い方で本当に大切なこと ちょっとした待ち時間にInstagramを確認したら、気づくと30分が過ぎていた ー このように意図しない形でスマホやPCに不必要に人生を奪われてい

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