ブレスローの7つの健康生活習慣
ブレスローはカリフォルニア州アラメダ郡で実施した10年間に渡る研究により、生活習慣と死亡率との相関を調べました。その結果、
①喫煙をしない
②適度の飲酒か全く飲酒しない
③定期的に運動する
④適正な体重を保つ
⑤十分な睡眠(7~8時間)をとる
⑥朝食を毎日とる
⑦間食をあまりしない
という7つの生活習慣を保っている人は死亡率や病気になる確率が低く、健康状態が良いという結論を出しました。
この中で
④適切な体重を保つ
のはうつ病の人にはもしかしたらうまく工夫する必要があるかもしれません。なぜなら、うつの症状が強く出た場合、身体を動かすのも大変になり、家でじっとしている時間が長くなります。
向精神薬の中には「食欲増進」の副作用があるものもあり、運動量が少ない割にたくさん食べてしまうということになりがちです。(私もほとんど動けなくて、サインバルタとリフレックスを飲み続けていた時は今より20キロくらい体重が増えていました)
身体を動かすのが大変になのは仕方ないとして、食事の改善はできそうです。
・野菜の量を増やす
・炭水化物を減らす
・少量でも満足感を得るために味や種類を工夫する
これらの中にはできそうなことがあるのではないでしょうか。家族の人と一緒に住んでいて、ご飯を作って貰っているのなら、食事の量など、体調に合わせて調節したいと相談するのも良いと思います。
生活習慣でも思考パターンでも、自分でコントロールできる部分が増やせると体調の改善に繋げられそうだと思います(私もコントロールできる部分を増やそうと必死です)。
いきなり多くの生活習慣を変えるのは大変なことなので、自分で「やってみようかな?」と思えるものから少しずつ取り組んで、そして生活習慣を変えようとしてる自分を褒めながら変えていくのが良いと思います。
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