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効率良く本を読む

私は本を最初から最後まで通して読みません。なぜなら、本文の中で興味のある部分はごく一部であり、時間をかけて全文読んだとしてもほとんど自分の頭の中には残らないからです。

私が本を読む目的は、新しい知見を取り入れ、自分の考え方を更新するためなので、本を最初から最後まで読む必要はありません。私は本文全体の3割程度を読んで読了する場合がとても多いです。

・優先順位をつけて読む:初めに目次を確認

まず、本の目次を見て、学びたいことや知りたいことを把握します。「ここは必ず読みたいな」と感じる章や節があると思うので、そこから章や節単位で読みます。どの順序で読むかという厳密な優先順位をつける必要はなくて、ある程度優先順位が高そうだなぁと目安をつける程度で良いです。

優先順位を決めないと、私は本の終盤に進むにつれて飽きてしまい、後半の読書が雑になってきます。そうなると、後半に最も自分に有益なことが書かれていても流して読んでしまうかもしれません。事前に目次にしっかり目を通し、後半にも自分の関心のある節があるのなら通して読むのではなく、先に関心のある節を読んだほうが頭にも入りやすいですし、学習効果も高いです。

・同じテーマの本を同時に読む:自分の関心事が中心

自分の関心のあるテーマについて書かれた本を複数同時に読み進めます。もちろん全文は読みません。あくまで自分の関心のある事柄について考え、何らかの結論を出すための読書を行います。本によっては同じ概念でも違う言葉で説明されていたり、著者の立場や考え方が違う場合もあるので、最終的には自分の言葉でまとめ直します。自分に役立つ用語の使い方をしている著者は一人もいないと考え、どの著者の意見もうのみにせず、自分にとってもっとも有益な言葉でまとめます。

参考文献として次の2冊を挙げておきます。


・noteにまとめる:言語化して自分のものにする

まず、本を読みながら気に入った部分に付箋を貼っていきます。本を読み終えたら付箋のついている文章を確認し、人に伝えたいほど重要かどうかを考えます。重要じゃないと思ったら付箋を外します。

次に付箋のついている部分をnoteの記事内で引用として書き、それに補足説明したり、自分の感想や考えを加えます。

「引用+補足説明」というスタイルが個人的には一番手軽に読書をnoteにまとめられると感じています。意外と労力も少なくて済むんですよね。例えば次の記事は「引用+補足説明」のスタイルです。


「引用+補足説明」のスタイルでまとめるのが困難な本の場合は「見出し+説明」で文章を考えます。次の記事が「見出し+説明」のスタイルです。

・まとめ

本は最初から最後まで読む必要はありません。学ぶことが目的なので、自分にとって関心のない退屈な部分に時間を割くくらいなら次から次へと新しい本に手を出して、最も関心のある部分だけを読んで学ぶほうが有意義だと私は思います。

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