仕事|夫婦で仕事をやめてみた話

1週間もサボってしまった。。。
毎日同じことの繰り返しで正直書くことなんてない。
毎日配信できる人って本当に色々考えている、というか考える癖がついているというのか、とにかく尊敬します。

特に育児ネタはないので、
子どもができる前だからこそできた夫婦でニート生活について書こうと思います。


数年前に新卒で入社した会社を辞めて、
約半年間、夫婦でニート生活を送っていた時期があります。

当時は海外駐在中。仕事にも飽きてきてそろそろ日本に帰りたいと思っていたところでした。
しかし帰国するには
いつ来るかも分からない帰任の知らせを待つか、辞めるか
そのどちらかしかありませんでした。
そろそろ帰してくださいよーとお願いして、希望通りに帰してくれる会社もあるとは思いますが、その考えはなぜかありませんでした。
多くの駐在員と同様で、本部に戻りたくなくなりました。

しかも私たちはそれぞれ別の会社で働いており、
同じ時期に帰任が決まることはまずありえません。
色々な可能性を探っているうちに、
会社に振り回される人生なんて嫌だ!という謎の衝動に夫婦揃ってかられてしまいました。

そして2人で仕事を辞めて帰国し
日本でしばらくニート生活を満喫し、職探しをする
ということで決まりました。

そんな勢いに任せた決断は子どもがいたらなかなかできなかったと思います。

まず、ニートはお金がかかります

5ヶ月でかかった費用は...200万円
詳しくは下にまとめますが、
夫婦共通の口座から160万 (一人当たり80万)
個人の口座から120万

退職金が120万あったので
120万−200万=−80万

生きていればお金はかかります。
ですがニート生活中は最高にいいお金の使い方をしたなと思います。

働いているとストレスでお酒を飲みに行ったり
頑張った自分にごほうびだーという言い訳をして百貨店でいい服かったり
働いているからこそかかるお金がありました。

一方ニート生活中は
平日の安い時期にお得に国内旅行したり
昼間から飲み歩いたり
資格をとったり
英会話教室に通ったり
本をたくさん読んだり

とても有意義な数ヶ月を送ることができました。
実際この時の飲み歩きや英会話教室に通ったことで、転職先が見つかることになりました。

もちろん困ったこともあります。

仕事見つからなかったらどうしようという不安で押しつぶされそうになることが何度かありました。
学校を卒業するまで、自分は必ずどこかに属していて
家以外にも居場所がありました。
就職してからはそこが家以外の居場所で自分のコミュニティがありました。

仕事をやめるとそういうのが一切なくなり、社会から必要とされていない自分がとても虚しく思えました。贅沢な悩みですが・・・

出口が見えない不安で、こんなことならどこでもいいから働いてしまいたいと何度も思いました。
もともと1年くらいニート生活を満喫しようとおもっていたのですが
開始3ヶ月ほどで限界がきて就職活動をはじめることに笑
仕事がない状態って思っている以上にしんどかったです。

夫婦でニート生活をして一番良かったことは
「2人で辞めてもなんとかなったんだから、どちらかが仕事辞めても全然問題ない」と楽観的になれたことです。

ニート生活を機に、我が家では1人の手取りで暮らしていける生活水準を保つようにしています。家賃も1人の手取りの1/3以下に抑える。2人の収入があれば家賃は手取りの1/6程度なので、節約しなくても余裕のある暮らしができます。
どちらかが辞めても貯金ができなくなるくらいで、雨風しのぐ場所と食事は最低限確保できます。
それだけで会社に対して強気な態度をとれます笑
それが今回の夫の育休取得に繋がったのかもと思うと本当に仕事を辞めて良かったなと思います。

2人で辞めることに悩んでいた私に伝えたい
やめてまえ!なんとかなる

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