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新しい世界へ

「普段できない事を色々試してみよう」

そう思い立ち、はじめた「オトナの遠足」

ひとりで出掛ける事が、ことのほか楽しく、
この夏の暑さと折り合いをつけながら、
密をさけながら、いま少しずつ続けている


近くて遠い場所

大阪に住み丸14年、15年目に突入した
でも、京都が近いことに気づいたのは、つい最近だ

関東出身の私にとって「京都は、遠い観光地」
大阪に住んでもなお、ふらっと出かけられる場所という感覚を持てずにいた

先日、Facebookの過去の思い出が出てきた

6年前、伏見稲荷大社へ行きたかった私

この夢が叶うのは、6年後の2020年だった


オトナの遠足

自由に動ける時間が増えた時、
「今まで行ったことのない場所へ行こう」
と思い、重い腰をあげた

大阪に住んでから京都へ観光として行ったのは2度 

(以前、京都のライブハウスへ行った事はあったが、開始直前に着き、終了後は即座に帰った。なんて、もったいない…)

生前の父と母が旅行がてら大阪へ遊びに来た時、少し足を伸ばし、京都観光をした時

そして、昨年、写仏へ知人たちと出掛けた2回だ

京都へ行った回数を覚えているほど、
行った事がなかった

夢の場所

6年前に行きたかった『伏見稲荷大社』

鳥居が並んでる風景をガイドブックやテレビの旅番組で幾度となく観てきた風景

「いつか伏見稲荷大社へ行ってみたいな」

そう思い、誰かに話すと言われた言葉
「凄く混んでるいるよ」

日本人だけでなく、外国人観光客からも人気のスポット

そんな伏見稲荷大社が、今年は空いていると、
緊急事態宣言が明け、
しばらくしてから、伏見稲荷大社の近くにご実家がある方から教えて頂いた
 

「いま行かなかったら、いつ行くんだろう」

スマホの「電車乗り換え案内」と「地図アプリ」で入念に確認してからの出発

2020年7月
少し待つと奥まで見渡せるほどの鳥居が撮影できた

好きな時に好きな場所へ

大人になると、好きな時に好きな場所へ行ける
子どもの頃は、そう信じていた

大人になり、子どもの頃に思っていたほど、
自由に好きな時に好きな場所へ行けないと知った

昨今の世の中の変化が原因なのではなく、
何より『心の余裕』が行動範囲を狭めていたと気づいた

世の中の変化は、個人の、家族の、社会の健康を守る為

2020年、
このような世の中になると分かっていたなら、
昨年、家事や時間やお金に折り合いを付けて、
日本全国へ飛び出していただろう

2度とは来ない今日という日
そして、明日が来る保証もどこにもないのだ

いつか、関東に住む友達と一緒に
伏見稲荷大社へ出かけることを夢みながら

無茶をせず、距離を保ちながら、
見たことのない見知らぬ新しい世界へ


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