【雑談7】新社会人が口にする「勝ち組」「負け組」について思うこと
就職内定者の大学生「俺大手商社内定勝ち組~。アイツ聞いたことない中小企業、完全に負け組」のような発言やネット上の書き込みが多い。これを聞くたび日本の洗脳教育の恐ろしさを痛感している。
本来勝ち組とは、江戸時代で言えば武士のような特権を与えられた身分の者を指す。しかしなぜか現代では、江戸時代で言えば農民階級の者が畑の大きさを競い合って蔑んでいるような構図となっている。いったいなぜこんなことが起こるのだろうか?
おそらく日本の教育制度は、畑の大きな農民を目指すように子供を育てるのだろう。そして本来の勝ち組である武士の存在を教えることはない。だから農民の中に新たな階級が生まれたのだろう。
江戸時代であれば生まれた時点で身分が決まっていたため、自分の行動次第で勝ち組になることはできなかったが、現代は違う。現代は会社経営者や資本家になれば労働階級から抜け出すことができるのだ。
もちろん労働階級を好んでい農民をやっているのならよいが、そうではないのならが武士を目指すべきであり、農民階級の中で優劣を競っている場合ではないのだ。
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